2015.01.14 Wednesday
映画『フルメタル・ジャケット』と『ザ・ロック』と『エリン・ブロコビッチ』で一言。
いいねぇ。
:解説:
最近、割と面白い映画を観たんだよね、とSaity。
それが『ザ・ロック』だった。
ザ・ロック
【出演】
ニコラス・ケイジ:スタンリー・グッドスピード博士
ショーン・コネリー:ジョン・パトリック・メイソン
エド・ハリス:フランシス・X・ハメル准将
【あらすじ】
脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。
VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、
観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。
FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。
彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、
唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった……。
[allcinema ONLINE]
【感想】
なんかすっかり忘れてたけど、この映画は観たことあるわ。
化学兵器の形が特徴的だったから思い出した。
それと、ラストのシーン。
恋人カーラ役のヴァネッサ・マーシルが可愛い。
なんだろ、ホクロの位置がいいのかな。
似たような位置にホクロがある藤井リナは別に好きじゃないが。
ハメルに従うトム・バクスター役のデヴィッド・モースの顔が好き。
この人、テリーマンっぽい。
テキサス生まれであってほしいけど、マサチューセッツ州ハミルトン出身。残念。笑
あぁ、感想を書かないとな。
ザ・アクション映画というカンジ。
ハリウッド映画だから出来るアクション映画。
カーチェイスもミサイルも戦闘機も。
ただ、俺はアクション映画があんまり好きじゃなかったんだと再確認した。
なんというか、大味な映画に思えてしまうような。
その辺は単に俺の好みの問題で、この作品がアクション映画として素晴らしいことに変わりはない。
その辺をもうちょっと追及していくと、俺は『スピード』という映画があまり好きではない。
嫌いというわけじゃなく、相当ヒマじゃないと観る気がしない。
あの映画はカッコイイ車がブーンと走るだけの映画だ。
俺はやっぱり人間同士のやりとりが見たいんだろうなぁ。
だから、『善き人のためのソナタ』とかはグッと来る。
それと、この作品は登場人物の個性をもうちょっと引き立てて欲しかった。
ショーン・コネリー演じるメイソンはキャラが立っていたけど、主役はもっと欲しいところ。
もっとこの人ならではのカンジを出して欲しかった。
その点をニコラス・ケイジ主演の映画で言うなら、『マッチスティック・メン』が優秀だと思う。
それと、この映画は時間配分を間違えていると思う。
肝心のザ・ロックに辿り着くまでに半分も時間を費やしているのだ。
ショーン・コネリーだけは本当にカッコイイ。
もっとこの人の作品を観なければ。
評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
アーノルド・シュワルツェネッガーはザ・ロックの出演オファーを断って後悔したらしい。
フルメタル・ジャケット
スタンリー・キューブリック監督
【出演】
ジェイムズ・T・デイヴィス(ジョーカー):マシュー・モディーン
レナード・ローレンス(ほほえみデブ。英語では「ゴーマー・パイル」):ヴィンセント・ドノフリオ
ハートマン軍曹:R・リー・アーメイ
エヴァンズ(カウボーイ):アーリス・ハワード
アニマルマザー:アダム・ボールドウィン
【あらすじ】
徴兵された若者が、次第に戦闘マシーンとして人間性を失っていく様を冷徹な視点で追っている。
ベトナム戦争時、アメリカ海兵隊に志願した青年たちは、
サウスカロライナ州パリス・アイランドの海兵隊訓練キャンプで厳しい教練を受ける。
キャンプの鬼教官・ハートマン軍曹の指導のもとで行われる訓練は、
徹底的な叱責と罵倒、殴る蹴るの体罰が加えられ続けるという、心身ともに過酷を極めるものだった。
さらに連帯責任による懲罰、訓練生の間で行われるいじめなど閉鎖的な空間で受ける社会的ストレスが次々と描かれていく。
【感想】
これも以前に観たんだけど、その時はオトンかなんかが観ているのを途中からチラ見した程度。
2部作の構成になっていて、最後まで飽きずに見続けていられる。
戦争映画の最高傑作とも言うべき作品で、是非とも観て欲しい映画だ。
俺は基本的に戦争映画ってもんが嫌いだが、この作品だけはオススメだ。
ネタバレは嫌いなので、触れないように書くと、
冒頭から始まる地獄のシゴキ、まずはそこに面食らって衝撃を受ける。
やがて、そんな環境にも一種の慣れが生じ始めるのだが、そこから一気に突き放される。
そして、最後はベトナム戦争という異常事態の中に垣間見える人々のユーモアと葛藤。
もうこれ以上ないくらいのストーリー展開だと思う。上手い。
評価:★★★★★★★★☆☆(8点)
ハートマン軍曹役の演技指導で来た元海兵隊員R・リー・アーメイがあまりにも生々しく圧倒的だったので、
そのままハートマン軍曹役に抜擢されたらしい。(2002年5月に名誉昇進、本物の軍曹となった)
エリン・ブロコビッチ
【出演】
エリン・ブロコビッチ:ジュリアロバーツ
エドワード・L・マスリー:アルバート・フィニー
ジョージ:アーロン・エッカート
【あらすじ】
3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは無職。
子供を抱えていては職探しもままならず、その上、交通事故にあってしまう。
しかも、負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮するようになってしまう。
そこでエリンは自分を弁護したエドワードに、負けたのだから仕事を斡旋するように要求、
半ば強引に彼の事務所で働くようになる。
【感想】
色々と残念な上にツイてないアーパー女のエリン・ブロコビッチ。
自分は賢くて働き者だと思っているが、学も無いし、短絡的で激情家。
すぐに相手を口汚く罵り、周りに引かれている。
美人で派手な格好をしたイタい子持ち女。
だけど、曲がったことは大嫌い。
間違ったことは間違っている、相手が誰でも構わない。
そんな彼女が持ち前のパワーだけで突っ走り、奇跡を起こす。
エリン・ブロコビッチの実話を基にした映画。
エリンを演じたのがジュリア・ロバーツで良かった。
役にピッタリ。
DVDには未公開シーンもいくつかあったが、
それらはどれも本篇に入れた方が良いものばかり。
むしろ、こういうシーンがある方がいいのになぁと思っていた部分だった。
(資料を探すシーン以降は蛇足になるけれど)
実話を基にしているからいいんだけど、
フィクションなら何らかの妨害が入ってかなりのダメージを喰らい、
それでもめげずに立ち向かうストーリーになると思う。
(それが酒場のシーンで起こると思っていた)
★★★★★★★★☆☆(8点)
ちなみに、エリン・ブロコビッチ本人もウエイトレス役でカメオ出演している。
本人たちの特典映像も入っていた。
:解説:
最近、割と面白い映画を観たんだよね、とSaity。
それが『ザ・ロック』だった。
ザ・ロック
【出演】
ニコラス・ケイジ:スタンリー・グッドスピード博士
ショーン・コネリー:ジョン・パトリック・メイソン
エド・ハリス:フランシス・X・ハメル准将
【あらすじ】
脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。
VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、
観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。
FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。
彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、
唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった……。
[allcinema ONLINE]
【感想】
なんかすっかり忘れてたけど、この映画は観たことあるわ。
化学兵器の形が特徴的だったから思い出した。
それと、ラストのシーン。
恋人カーラ役のヴァネッサ・マーシルが可愛い。
なんだろ、ホクロの位置がいいのかな。
似たような位置にホクロがある藤井リナは別に好きじゃないが。
ハメルに従うトム・バクスター役のデヴィッド・モースの顔が好き。
この人、テリーマンっぽい。
テキサス生まれであってほしいけど、マサチューセッツ州ハミルトン出身。残念。笑
あぁ、感想を書かないとな。
ザ・アクション映画というカンジ。
ハリウッド映画だから出来るアクション映画。
カーチェイスもミサイルも戦闘機も。
ただ、俺はアクション映画があんまり好きじゃなかったんだと再確認した。
なんというか、大味な映画に思えてしまうような。
その辺は単に俺の好みの問題で、この作品がアクション映画として素晴らしいことに変わりはない。
その辺をもうちょっと追及していくと、俺は『スピード』という映画があまり好きではない。
嫌いというわけじゃなく、相当ヒマじゃないと観る気がしない。
あの映画はカッコイイ車がブーンと走るだけの映画だ。
俺はやっぱり人間同士のやりとりが見たいんだろうなぁ。
だから、『善き人のためのソナタ』とかはグッと来る。
それと、この作品は登場人物の個性をもうちょっと引き立てて欲しかった。
ショーン・コネリー演じるメイソンはキャラが立っていたけど、主役はもっと欲しいところ。
もっとこの人ならではのカンジを出して欲しかった。
その点をニコラス・ケイジ主演の映画で言うなら、『マッチスティック・メン』が優秀だと思う。
それと、この映画は時間配分を間違えていると思う。
肝心のザ・ロックに辿り着くまでに半分も時間を費やしているのだ。
ショーン・コネリーだけは本当にカッコイイ。
もっとこの人の作品を観なければ。
評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
アーノルド・シュワルツェネッガーはザ・ロックの出演オファーを断って後悔したらしい。
フルメタル・ジャケット
スタンリー・キューブリック監督
【出演】
ジェイムズ・T・デイヴィス(ジョーカー):マシュー・モディーン
レナード・ローレンス(ほほえみデブ。英語では「ゴーマー・パイル」):ヴィンセント・ドノフリオ
ハートマン軍曹:R・リー・アーメイ
エヴァンズ(カウボーイ):アーリス・ハワード
アニマルマザー:アダム・ボールドウィン
【あらすじ】
徴兵された若者が、次第に戦闘マシーンとして人間性を失っていく様を冷徹な視点で追っている。
ベトナム戦争時、アメリカ海兵隊に志願した青年たちは、
サウスカロライナ州パリス・アイランドの海兵隊訓練キャンプで厳しい教練を受ける。
キャンプの鬼教官・ハートマン軍曹の指導のもとで行われる訓練は、
徹底的な叱責と罵倒、殴る蹴るの体罰が加えられ続けるという、心身ともに過酷を極めるものだった。
さらに連帯責任による懲罰、訓練生の間で行われるいじめなど閉鎖的な空間で受ける社会的ストレスが次々と描かれていく。
【感想】
これも以前に観たんだけど、その時はオトンかなんかが観ているのを途中からチラ見した程度。
2部作の構成になっていて、最後まで飽きずに見続けていられる。
戦争映画の最高傑作とも言うべき作品で、是非とも観て欲しい映画だ。
俺は基本的に戦争映画ってもんが嫌いだが、この作品だけはオススメだ。
ネタバレは嫌いなので、触れないように書くと、
冒頭から始まる地獄のシゴキ、まずはそこに面食らって衝撃を受ける。
やがて、そんな環境にも一種の慣れが生じ始めるのだが、そこから一気に突き放される。
そして、最後はベトナム戦争という異常事態の中に垣間見える人々のユーモアと葛藤。
もうこれ以上ないくらいのストーリー展開だと思う。上手い。
評価:★★★★★★★★☆☆(8点)
ハートマン軍曹役の演技指導で来た元海兵隊員R・リー・アーメイがあまりにも生々しく圧倒的だったので、
そのままハートマン軍曹役に抜擢されたらしい。(2002年5月に名誉昇進、本物の軍曹となった)
エリン・ブロコビッチ
【出演】
エリン・ブロコビッチ:ジュリアロバーツ
エドワード・L・マスリー:アルバート・フィニー
ジョージ:アーロン・エッカート
【あらすじ】
3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは無職。
子供を抱えていては職探しもままならず、その上、交通事故にあってしまう。
しかも、負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮するようになってしまう。
そこでエリンは自分を弁護したエドワードに、負けたのだから仕事を斡旋するように要求、
半ば強引に彼の事務所で働くようになる。
【感想】
色々と残念な上にツイてないアーパー女のエリン・ブロコビッチ。
自分は賢くて働き者だと思っているが、学も無いし、短絡的で激情家。
すぐに相手を口汚く罵り、周りに引かれている。
美人で派手な格好をしたイタい子持ち女。
だけど、曲がったことは大嫌い。
間違ったことは間違っている、相手が誰でも構わない。
そんな彼女が持ち前のパワーだけで突っ走り、奇跡を起こす。
エリン・ブロコビッチの実話を基にした映画。
エリンを演じたのがジュリア・ロバーツで良かった。
役にピッタリ。
DVDには未公開シーンもいくつかあったが、
それらはどれも本篇に入れた方が良いものばかり。
むしろ、こういうシーンがある方がいいのになぁと思っていた部分だった。
(資料を探すシーン以降は蛇足になるけれど)
実話を基にしているからいいんだけど、
フィクションなら何らかの妨害が入ってかなりのダメージを喰らい、
それでもめげずに立ち向かうストーリーになると思う。
(それが酒場のシーンで起こると思っていた)
★★★★★★★★☆☆(8点)
ちなみに、エリン・ブロコビッチ本人もウエイトレス役でカメオ出演している。
本人たちの特典映像も入っていた。