恋愛エキスパート有也のブログ。

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第93回全国高校野球選手権大会5日目で一言。
もうやめてあげて!
:解説:
今日も今日とて、苦行をする。

なんか、甲子園を見ていたらプロ野球も見たくなってきた。
なにこのベースボールマジック。


第93回全国高校野球選手権大会5日目

【第1試合】

日本文理(新潟) - 日大三高(西東京)

日大三高は西東京119チームの代表。
「練習は嘘を付かない」をモットーに励んできた。
西東京大会では大量得点をして圧勝して勝ち進んだ。
決勝で名門・早稲田実業を2-1と僅差で破っての甲子園出場。
打率.377、得点数1試合平均10点。ウルトラ強豪校だ。春の選抜では4位。
2年ぶり14回目の出場。

日本文理は新潟92チームの代表。
新潟県大会は準々決勝と決勝でサヨナラ勝ちをして勝ち進んできた。
打率.348となかなか良い。
2年ぶり6回目の出場。

解説:長野哲也
実況:三瓶宏志

<日本文理高校歌>
鳥肌立った。良い校歌だなぁ。
ちょっと奥さん、今まで聴いた中でも上位だけど。

<日大三高校歌>
なかなか良い校歌だった。
こちらも割と上位に入る校歌だと思う。


2裏、日本文理が打った3塁打は中継の乱れでランニングホームランに。一気に2点。
4表、キャッチャーの球はセカンドとショートとの連携が合わず、後ろへ。この間に日大三高3塁ホームイン。
続くライトへのタイムリーヒットで同点。
5表、日大三高2番金子くんが1-2塁間ヒット、ライトがこぼして2塁ランナーがホームイン。勝ち越しの点に。
さらにキャプテン畔上くんが素晴らしい当たりのツーランホームランで2点。滞空時間の長いホームランだった。
6表、バントで繋いだランナーがショート横を抜けるヒットでホームイン。6-2にリードを広げる日大三高。
6裏、日本文理も痛烈なレフトヒットで1点を返す。
7表、日大三高のさらなる猛攻が始まった。4番横尾くんがパワフルなヒットを打ち、サードのグローブを弾く。
サード「バッ、バカなっ!」 横尾くん「フフッ、取れるまい…。」←気持ち的に(笑
さらに5番高山くんがライトへのテクニカルヒット。6番菅沼くんがさらに送りバントで2-3塁に進ませる。
続くヒットのホームインが刺されて、2アウト1-2塁へ。
しかし、ここで8番吉永くんのタイムリースリーベースヒット。8-3に広げる。
続いてもフォアボールで進塁し、猛攻の手を休めない。ワイルドピッチでホームイン。
『ホームは間に合わないな…』と気が緩んだのか、日本文理捕手はダッシュもしない。
その間に、1塁ランナーも3塁へ。もうダメだ、これは勝負あったわ。センター前ヒットでさらに追加点。10-3。
もう日本文理の心が折れてる。見る価値が無くなってしまった。
9表、ライト方向へのタイムリースリーベースヒット。さらにライト方向へのタイムリーツーベースヒット。12-3。
しかも、まだノーアウトなんだぜ…。もうやめて!日本文理のライフはもう0よ!
そして、バッターは4番左門豊作…じゃなかった、横尾くん。キッチリ外野フライで仕事をこなす。
この子、プロ入りするんじゃないだろうか。13-3。
そして、満面の笑顔でバッターボックスに立つ6番菅沼くん。トドメのセンター前タイムリーで14-3。
9裏、最後はライト高山くんが滑り込みながらのミラクルキャッチ。


いやぁ、日大三高スゴイわ。
全員安打。

これは2回戦も楽しみだ。


やる前後は苦行に感じるんだけど、やってる最中は割と楽しい。
これもベースボールマジック。


【第2試合】

開星(島根) - 柳井学園(山口)

解説:杉本真吾
実況:中村泰人


開星は島根39チームの代表。
去年は初戦で仙台育英に9回で逆転負け。
犠打はほとんどせず、フルスイングでホームラン9本を打って勝ち進んできている。
キャッチャーが甲子園に入ってから手を痛めたため、キャプテンがキャッチャーになる。
キャプテンは県大会でも少しキャッチャーをやったらしく、サインの相性も良いらしいので問題無しか。
ピッチャーがデカイ。ホームランバッターみたいな体格してるな…と思ったら、県大会で3本打ってる。笑
2年連続8回目の出場。


柳井学園は山口60チームの代表。
かなりの低得点、低失点で進出してきている。
相手より1点多く取り、それを守り勝つ試合をするようだ。
エースがヒジを痛めたが、代わりにエースになった2年生ピッチャーの矢澤がものすごい活躍を見せたらしい。
甲子園は今回が初出場。


なんだかすごく対照的で面白い組み合わせだなぁ。
ホームランを打たれるか打たれないか、そこが問題だ。


<柳井学園高校歌>
なかなか悪くない。
しかし、インパクトも特に無い。無難な校歌だ。

<開星高校歌>
モヤッとするくらいテンポが悪い。
その癖に、最後に溜めがある。イラッとする歌だ。
そして、学校名は入れようよ。


開星ピッチャー白根くんは良い球を投げるなぁ…。
「三球でキメてやるぜ!」と言わんばかりの球。力のあるストレートがズバンと唸る。
フォークもガクンと落ちる。ムチャクチャなんですけど。
お母さんが『暴れ回って来い』とメールで送ると、『はーい。』と返事が来たらしい。

柳井学園ピッチャーの矢澤もすごく良い球を投げるなぁ。
すごい制球力だわ。ホントに上手い。

解説の杉本さんと実況の中村さんの呼吸が合わなすぎてウケた。
前半、2人の話がカブりすぎ。笑

開星2番秋国くんの応援歌はジュディマリの『そばかす』だった。
しかも、みんな歌ってる。ちょっとウケた。笑

柳井学園のユニフォームに『Ryugaku』と書いてあるので、
なんでかなーと思っていたんだが、柳をリュウと読むからか。
柳学でヤナガクじゃなく、リュウガクか。シブイね。

4裏、開星2アウト3ボール満塁。
ギリギリ低めの落ちるボールでストライクを取り、ピッチャーゴロに打ち取る柳井学園矢澤くん。
シビれる投球だった。強いピッチャーだわ。

『犠打をほとんどしない開星』とタカをくくっていたせいか、
6裏に1アウト2-3塁から初球スクイズで先制点を奪われる柳井学園。
さらにパスボールで追加点を取られてしまう。
ミスの続く柳井学園はタイムを取って気を引き締め直す。
続く浅めの犠牲フライでもダッシュでホームイン。3点目を取る開星。

7裏、開星は繋げた後に会心のタイムリーヒットで追加点。
ギリギリの点差でしか勝ってこなかった柳井学園にとってはキツイかな。

フォアボールを出さない開星ピッチャー白根くん。
8回を終えて、まだ100球といったところか。
去年の甲子園で、初戦の9回裏に逆転負けした悔しさを忘れずに練習をしてきた。
同じ過ちは繰り返さない。そう誓って最終回のマウンドに上がる白根くん。
白根くんがリキみすぎないよう、キャッチャーとしてリードするキャプテン。

対する柳井学園は代打を出してくる。
ここで白根くんはリキんでしまったのか、デッドボールを出す。この試合、四死球は初だ。
空振り三振で、あと1人。「ここで抑えろ!白根!」なんかちょっぴり感情移入してしまう。
2アウト、出てきたバッターは柳井学園エースで4番の矢澤くん。なんという運命か。
彼を抑えて勝てたら超気持ち良いだろうなぁ。
ここで内野ゴロに打ち取り、白根くんが甲子園初勝利を決めた。
しかも、完封、ノーアウトのランナーは1人も出してない。


そして、あのモヤッとする校歌が流れる。
ムダに溜めんな。笑


<心のMVP>
開星ピッチャー白根くん


2回戦も頑張ってね!


ところで、甲子園って留年した人も出れるのかなぁ?と思って調べてみると、
満18歳以下、高校在籍3年以下じゃないと出れないらしい。
ちゃんとルールで明確になっていた。



【第3試合】

新湊(富山) - 龍谷大平安(京都)

解説:竹中円
実況:石川洋


新湊は富山49チームの代表。
打率も良く、大量得点で勝ってきているが、失点も多い。
キャプテン袴谷くんのお父さんも甲子園で4番ファーストで活躍したらしい。
袴谷くんのお父さんは4年前に亡くなったが、その時代のピッチャーが今の森監督であるらしい。
なんだか、そういうストーリーを聞くと胸が熱くなるな。
12年ぶり5回目。

龍谷大平安は京都78チームの代表。
打率も良く、本塁打もなかなか打っている。
2年ぶり31回目。


ヤバイ。
もう試合開始するだけで胸が熱くなってきた。
高校野球いいね。

『タッチ』と『H2』と『おおきく振りかぶって』を読んだ影響かコレ。
少しずつ野球マンガを読んでおいて良かったかもしれん。


新湊の1番加藤くんの打率.680はダテじゃなかった。引っ掛けるようなゴロ。でも、俊足でセーフ。
そして、2番は県大会で犠打6つを記録している放生くん。彼がこれをキッチリ繋ぐ。ほぼミスが無いらしい。
こういう風に1・2番が完璧に機能したら仲間は心強いよねぇ。
だが、3・4番は三振に倒れる。

亡くなったお父さんの思いを胸に、マウンドに上がる袴谷くん。
マンガだったら、現役時代のお父さんがファーストに見えちゃうシーン。
1球目から緩い変化球で内野ゴロに打ち取ってスタート。続くバッターも内野ゴロに打ち取る。
1-3塁まで行くも三振。お互いに譲らない。

<新湊高校歌>
最後のトコはいいんだけど、序盤がグダグダ。
学校名は入れようよ。
なんかファミコン『たけしの挑戦状』でカラオケに出てくる『あめふるしんかいち』みたい。笑
わかる人いねぇよな…。

<龍谷大平安高校歌>
こっちは平均して悪くないが、盛り上げ部分がない。
そして、学校名を入れようよ。
うーん、校歌は引き分けで。

お互いに何度かチャンスは迎えるものの、得点にはならず。
均衡を破ったのは6回、新湊が繋げてタイムリーで先生点をもぎ取る。
しかし、その裏で龍谷大平安の高橋くんが豪快なスイングからのホームランで同点に追いつく。

8回表、またしても新湊の猛攻が来る。
スクイズとおもいきやヒッティングでタイムリーを勝ち取る。
そして、1アウト満塁のフルカウント。ここでまさかの3バントスクイズで1点を追加。
もう1点はギリギリでキャッチャーがタッチ阻止した。
8回裏、逆転のチャンスを掴むも、ここは新湊が抑える。
9回表、ワイルドピッチからノーアウト3塁に。そして、センター前タイムリーヒット。4点目に。
9回裏、最高のチャンスでタッチアップがちょっと早かったということでアウトに。なんという…。
そして、そのまま龍谷大平安のチャンスは終わった。試合終了。

なんだかやるせない試合だったな…。
でも、あれが得点になっていても逆転はムリだったと思う。

キャプテン袴谷くんのお父さんと一緒に甲子園に出場した森監督の談話。
「12年前も同じ8月10日だったんですよね…。」

新湊の袴谷くん、良かったね!
お父さんの墓前に笑顔で報告できるね!


これにて第5日目終了。
| 有也 | スポーツ | 20:36 | comments(6) |
第93回全国高校野球選手権大会4日目で一言。
おぉー、逆転した!
:解説:
リアルタイムでは既に11日目。
3回戦が終わるところだ。

これではいつまでも追いつかない。
もっとざっくり書こう。

それと、応援する高校を絞ろう。
ひいきにするチームがあった方が楽しそうだ。
興味が無い試合はほぼ結果だけでいいや。


第93回全国高校野球選手権大会4日目

【第1試合】


英明(香川) - 糸満(沖縄)

解説:村本忠秀
実況:竹林宏

英明が1回に送りバントと犠牲フライで繋げて先制点。
英明は4回にも送りバントからのタイムリーヒット。さらにタイムリーヒットで追加点。
糸満は4回裏にチャンスがあったが、1点だけで終わってしまった。スクイズ失敗が痛かった。
4-1で英明高校が甲子園初勝利をあげた。


<英明高校歌>
テンポと語呂が悪い。
ダメだこりゃ。

<糸満高校歌>
テンポ良し、語呂良し。
最後は一気に盛り上がるのかと思いきや、尻切れトンボ。
しかし、校歌はこっちの勝ち。



【第2試合】

能代商業(秋田) - 神村学園(鹿児島)

解説:鬼島一司
実況:田代純

能代商業は秋田50チームの代表。2年連続3回目。
去年は鹿児島実業に負けている。
そのスコアを貼って、悔しさを忘れずに練習してきたらしい。
県大会は先行して勝ち上がってきた。
エースピッチャー保坂が1人で投げてきた。

神村学園は鹿児島84チームの代表。4年ぶり2回目。
やべっ、こっちの方がデータ上は強そう。
大量得点で打率も全体的にいい。
先に得点しないとキツイなコレ。
今年は鹿児島実業を破ったチームを大量得点で勝利してる。
イケイケすぎるだろ。

当然ながら、俺は秋田の能代商業を応援する。
俺は生まれが秋田、育ちが東京なもので。
生後1週間で東京に戻った、いわゆる里帰り出産なんだけどさ。

大丈夫かな、能代商業。
頑張れー。

≪1回≫
能代商業の先行。
早速、1番がライトヒット。いいね!
しかし、送りバント失敗。その後もダメ。
あらあら。幸先悪いなオイ。

先日、こういう場面で続くバッターも送りバントするチームがあったな。
流れを重んじて、成功するまでやるチームがあったっけな。
なんか、自分の納得を求めるチームで好きだなぁと思ったっけ。

<能代商業校歌>
メロディーが平坦でつまらん。
盛り上がりにも欠ける。

≪2回≫
デッドボールもあったけど、盗塁も失敗したりでダメだった。

応援歌が宇宙戦艦ヤマトなんだけど、なぜかそれを歌っている能代商業スタンド。笑
替え歌にしてるのかな?いいなぁ、ヤマトは。
俺がバッターだったら、キン肉マンの『Go Fight!』にして欲しい。ホームラン打つわ。気持ち的に。

<神村学園校歌>
能代商業とどっこいどっこいの平坦メロディー。
これは引き分けだな…。いや、わずかに能代商業の負けか…。

≪3回≫
デッドボール、セカンドのエラーで2-3塁のピンチを出す能代商業。
犠牲フライから先制点を取られる。うわぁぁぁ。
なおも1アウトで2塁ランナーを残して4番バッター本田くんを迎える。
レフトフライを打たれ、2点目を取られる。0-2…。はぅぅ…。

能代商業の応援は黄色のTシャツ、メガホン、ポンポンを持つ。
父系を含めて応援団は600名。俺の分まで応援をしてくれ!

≪4回≫
フォアボールから、能代商業4番バッターの山田くん。
応援歌はサンバデジャネイロでフェンス直撃の長打。これで1アウト2-3塁。
宇宙戦艦ヤマトといい、サンバデジャネイロといい、俺の好きな歌だわぁ。
頑張れ!5番小川くん!と思ってたら、ワイルドピッチでホームへ。とりあえず、1点返したぞ!
なおも続くチャンス。1アウト3塁だもの。しかし、ゴロと三振でモノに出来ず。(´・ω・`)ショボーン

≪5回≫
能代の攻撃は良いトコなし。
誰か一発頼むよ。マジで。奇跡の逆転ファイターいないの?
神村学園にデッドボールからセンター返しのタイムリーヒットで、さらにリードを許してしまう。
なんということでしょう。

神村学園の応援は赤を基調としている。
全体で踊って応援。一生懸命さが伝わってくるなぁ…。ちょっと感情移入しちゃう。
だが、今日は敵だからなぁ…。
お互いに頑張りましょう的な気持ちにしとこう。

≪6回≫
能代のバッターは1番の泉くんから。応援は宇宙戦艦ヤマト。だけど、内野ゴロに倒れる。
2番バッターが送りバント失敗の挽回をするヒット。それが右中間ヒットで1アウト2-3塁に。
そして、さっきフェンス直撃の2塁打を生んだ4番バッターの山田くん。
素晴らしくキレイなヒットでタイムリーヒット。1点を返して、1アウト1-3塁。やったぜ!
続くバッターが高く弾んでセカンドが処理。
3塁ランナーが走っていたので、これは刺されるかと思いきや、バックホームが後ろに逸れて得点に。ラッキー。
なおも続く、1アウト2-3塁のチャンスをさらに繋げるライトへのタイムリーヒット。ついに逆転へ。
帰ってきたランナーとベンチで抱き合う能代ナイン。嬉しいね。うんうん。
さらに大きなライトへの犠牲フライで追加点。最高っす。


結局、このまま試合は動かなかった。
5-3で能代商業が神村学園に勝利した。
秋田代表は13年連続の初戦敗退に終止符を打った。

神村学園が前半のチャンスをモノにしていたら、試合の展開は全く違ったと思う。
今回は相手のワイルドピッチと送球ミスがあったからなぁ。その2点が無かったらどうなってたか。
いやぁ、勝負は時の運だね。

試合後の監督インタビューで、「序盤は自分たちの野球ができていなかったので、厳しく喝を入れた。」らしい。
なんだか、すごくアツイ監督だった。鹿児島勢に勝てて本当に良かったね。

いやぁ、良かった。
勝てて良かった。

次の試合も頑張ろう!
あ、次は英明高校と戦うのか…。
先制すればいけるかなぁ。


【第3試合】

白樺学園(北北海道) - 鳥取商業(鳥取)

解説:廣瀬寛
実況:鳥海貴樹

鳥取商業は鳥取25チームの代表。鳥取チーム少なっ。
1番バッターと8番バッターに岸本兄弟という双子の選手がいる。NGワード:タッチ。笑
7年ぶり2回目の出場。

白樺学園は北北海道116チームの代表。
全て先行勝利してきた。
キャプテンがキャッチャーを務める。なんかイイヤツっぽい顔をしてた。笑
5年ぶり2回目の出場。

県大会のチーム数から考えても、白樺学園が勝つだろうな…。
よし、ざっくり見よう。

鳥取勢は7年連続初戦敗退。
これは…期待できない。笑

校歌がニュースで切れていたので評価できず。
なにしてんだよNHK。俺の楽しみを返せ。

<白樺学園校歌>
盛り上げ部分もあって、メロディーも語呂も良かった。

白樺学園の一方的な試合展開になると思いきや、かなりの接戦。
9回裏に鳥取商業が同点に追い付き、延長で11回までもつれ込んだ。
最終的には白樺学園がダブルプレー崩れのホームイン。3-2で勝利。
11回まで150球を投げた白樺学園ピッチャー川越くん、お疲れ様。

鳥取商業のラストバッターが三振の後に振り逃げでファーストに走って滑り込んだ。
なんだか込み上げるものがあった。
来年は鳥取勢の初戦勝利を願うよ。

両校とも、気持ちで戦っているのが伝わってくる試合だった。
バカスカ打つ試合もいいが、こういう泥臭い試合もいい。って柳沢慎吾ちゃんが言いそう。笑

次の花咲徳栄 - 智弁和歌山の勝者と対戦することになるわけだが…。
智弁和歌山が勝つ予感。スーパー常連校だもの。


【第4試合】

智弁和歌山(和歌山) - 花咲徳栄(埼玉)

解説:前田正治
実況:広坂安伸


花咲徳栄は159チームの代表。
打率も得点もかなり取っている。
なんか楽しそうなチームで応援したくなってしまう。
10年ぶり2回目の出場。

智弁和歌山は和歌山40チームの代表。あら、意外と少ない。
スーパー常連校。また甲子園きたの?ってカンジ。応援団も慣れっこになっている。
県大会は圧勝。練習にもならない大量得点で勝ち上がっている。1試合平均で10点くらい取ってる。
キャプテンがキャプテンらしくない。なんか大人しそうな子ばかり。意外だわぁ。
7年連続19回目の出場。

これは良い試合になりそうだ。
見ものだ。

花咲徳栄のユニフォームの配色はなんだかなぁ…。
なんでロゴがピンクの縁取りなんだろ…。

<智弁和歌山高校歌>
久々に校歌らしい校歌。
メロディーも良い。
だけど、最後でズコーってなる。
盛り上げて終わればよかったのに。

<花咲徳栄高校歌>
なかなか悪くない。そして、キレイな終わり方。
校歌は花咲徳栄の勝利だな…。

3回表、智弁和歌山3番バッターの山本くんがヒョイッとホームランを打つ。
スリーランホームランで先制。
その裏、タイムリーツーベースヒットで花咲徳栄1点を返す。
5回表、智弁和歌山は嶌(しま)くんが深く守っているレフトのさらに深めの位置にタイムリーヒット。
悪送球も手伝って、バッターランナーも嶌くん自身も3塁へ。まだ1アウト。
続くファウルフライはファーストが捕球した後にベンチに落ちてしまったので、1アウトで3塁が進塁できるらしい。
そんなルールあったんすか。智弁和歌山、5点目となる。これは運も味方になったな…。
6回表、智弁の6番平岡くんがよく見て良い当たり。会心のタイムリーヒット。6-1となる。勝負はもう決まったな。
8番沼倉くんも続くチャンスをしっかりと繋げる1-2塁間ヒット。7-1。
7回表、智弁の4番キャッチャー道端くんがセンター返しでキレイにタイムリーヒット。8-1。
続く5番バッターも1-3塁のチャンスを長打で追加2点。10-1となる。ピッチャー泣きたいだろうな…。
8回表も繋げて繋げて、智弁は追加点を取る。花咲徳栄は集中力の欠く守備になっているようだ。
とうとう、10点差になってしまった。
9回裏、ファーストへの悪送球も智弁キャッチャー道端くんがちゃんとフォロー。
大量得点していても、しっかりとそういうことが出来るのは素晴らしい。

ものすごい接戦になるかもと思っていたが、実際は10点差で終了。
そして、あの最後がズコーってなる校歌が流れる。最後の部分だけ、誰か編曲してあげて。


こうして、甲子園の4日目が終わったのだった。
| 有也 | スポーツ | 23:41 | comments(2) |
第93回全国高校野球選手権大会3日目で一言。
えぇ〜。6-0から〜?
:解説:
今日はもっとサラッと書くよ。
前回まではまるでスコア係のようだったもん。

一時停止しては書き、巻き戻しては書き。
なんの修行かと思っちゃったわ。

第93回全国高校野球選手権大会3日目

【第1試合】

作新学院(栃木) - 福井商業(福井)

解説:杉浦 正則(元日本生命監督)
実況:佐藤洋之

≪1回≫
(表)8:15からの放送開始だけど、試合は8:00から。
で、放送開始した状態で既に1回表は終わってた。
6点も取ってた。何があったし。笑
先制のツーランから打者一巡したらしい。

(裏)送りバントで繋ぐが、ならず。
6-0のままで2回へ。

<作新学院校歌>
全員で歌う姿勢が良い。
愛校心の籠った良い校歌だ。


なんか、もうここから逆転はムリなような気がしたので、飛ばして結果を見てしまった。
初回で6点も取られて、1点も返せずにスタートしたら、心は折れるだろうしなぁ。

結果、11-1で作新学院の勝利。
さらにスコアを伸ばしていた。

福井商業は実力も発揮できないままに終わってしまったのかもしれないなぁ。
うーむ。

福井商業は1984年から20年連続で甲子園出場したりもしていて、
福井県では「甲子園と言えば福井商業」ってくらいの位置付けらしい。

作新学院はあの桑田真澄の出身校で、27年ぶりの出場、38年ぶりの一勝らしい。
今年初の練習試合で3-16のボロ負けをし、血の滲むような努力をして作ったチームであるらしい。


甲子園で土を持って帰るシーンがよくあるけど、
カメラマンが目の前で覗き込むようにして撮るのが、見ていてちょっと嫌な気持ちになる。
そこはちょっとそっとしていて、せめて遠目で撮ってやれよ…。


【第2試合】

唐津商(佐賀) - 古川工(宮城)

録画されてなかった…。
結果は『唐津商 9-4 古川工』で終わってた。

なんで録画されてないん?
ちゃんとやったつもりだったのに…。


【第3試合】

関商工(岐阜) - 如水館(広島)

この試合もちゃんと録画できてなかった。

13回裏から録画が始まっていた。
2-2同点でファーストエラーにより、ノーアウトの1-3塁。
なんというタイミングだろう。

如水館にレフト線ギリギリのフェアが出て、ホームイン。
長い試合が終わりを告げていた。

かなりの接戦だったらしい。
両校に惜しみない拍手が送られていた。


【第3試合】

至学館(愛知) - 東大阪大柏原(大阪)

解説:長野哲也(八尾高校→大阪教育大→元大阪ガス監督)
実況:小野塚康之

至学館は愛知188チームの代表校。接戦を制しての初出場。
名古屋の代表校らしい。名古屋好きだから応援しようっと。頑張れ、超頑張れ。
話題になっている科学館のプラネタリウムが紹介されてた。あれ、つまんないよ。マジで。
キャプテンの岡くん、イイ声だなぁ。

東大阪大柏原は大阪187チームの代表校。こちらも初出場。
こちらの方がデータ上は強そうに思えるなぁ。

≪1回≫
(表)至学館の先攻。
初回から積極的に打って行く。その意気や良し。
正直、素人の俺は送りバントなんてして欲しくない。
勢いを付けたいという気持ちで打ったヒットは先制点を上げた。1-0。
裏を抑えて、こちらのペースにできるか。

(裏)デッドボールから盗塁、ワイルドピッチで3塁へ。
エラーで同点に追いついた。その後はなんとか抑える。

<至学館高校歌>
なんか変わった校歌だなぁ…。
古いアニメの主題歌っぽい。笑

≪2回≫
(表)抑えられる。


<東大阪大柏原高校歌>
校歌らしい校歌だった。
応援席の盛り上げ方も良かった。

(裏)2ベースヒットを出すも抑える。
最後はよく粘って追いついてくるバッターだった。
至学館ピッチャーのアンダースローがいいなぁ。

≪3回≫
(表)キャプテン岡くんは上手く合わせたヒット。
得点には繋がらず。

(裏)満塁からホームスチールされ、2点目を許してしまう。
それ以上の得点を許さなかったのを褒めたいところ。


≪4回≫
(表)良い当たりのヒットから3塁に行くも繋がらず。

(裏)なんとか抑える。

≪5回≫
(表)点に繋がるチャンスは得られず。

(裏)セカンドエラー、ワイルドピッチ、フォアボールから1アウト満塁へ。
やべぇ大ピンチ。フライでホーム刺してチェンジ…とかないかな…。
などと思っていたら、ライト線ギリギリの長打で一気に3点を獲られた。1-5…マジか…。
なおも続く攻撃。さらにレフト方向への長打で追加点で1-6。
ここで至学館はエースにピッチャー交代。
しかし、その後も上手く合わせたヒットで追加点で1-7。
敵ながらあっぱれだぜ…。←敵なの?笑

≪6回≫
(表)点に繋がるチャンスは得られず。

(裏)3番バッター花本くんがダメ押しのホームラン。1-8に。
いやぁ、すくい上げるような良いホームランだったわ。

≪7回≫
(表)チャンスに繋がるチャンスは得られず。

(裏)なんとか抑える。

≪8回≫
(表)ようやく得点に繋がりそうなチャンスを得る。
良い当たりのヒットから1アウト1-2塁。
ダブルプレーでチェンジ。(´・ω・`)ショボーン

(裏)なんか東大阪大柏原のマークはニューヨークヤンキースっぽいなぁ。
1-2塁にランナーを許してしまう。またもピンチ。


あれ?ここで録画が終わってる…。
マジいい加減にしろし…。

ニュースもいらないし、チャンネルが教育と交互になるのもいらないだろ…。
もう朝からぶっ続けで録画が一本で済むようにしてくれよ…。

でも、正直言って見てられないくらいの試合だったから、
結果だけ知っておけば良いかなとも思ってしまった。


結局、あのまま点差は変わらず、1-8で東大阪大柏原が2回戦進出を決めたらしい。
打線がすごく良かったもんね。
愛知の分まで頑張ってくれ、東大阪大柏原。

| 有也 | スポーツ | 11:25 | comments(2) |
第93回全国高校野球選手権大会2日目で一言。
意外と面白いなぁ。
:解説:
始める前は「ちょっとメンドクセ」と思ってたけど、見始めると面白い。
それが甲子園の魔力なのか。


第93回全国高校野球選手権大会2日目

【第1試合】

習志野(千葉) - 静岡(静岡)

解説:早瀬 万豊(作陽高校→関西大→元・日本生命野球部監督 内野手・投手)
実況:早瀬 雄一

習志野高校は千葉県172チームの代表。
決勝と準決勝で大量得点を取って圧勝した。7試合で49得点。
点があっても変に余裕を持たず、最後までしっかり繋ぐプレイを見せるらしい。
機動力があるらしい。
200人にもなる吹奏楽部の大応援団を引き連れている。
10年ぶり8回目の出場。

静岡高校は静岡県118チームの代表。
エース原崎くんは力のあるストレートとスライダーが持ち味。
県大会はこれといったスタイルが決まっていたわけではなく、色んな勝ち方をしてきている。
総合力で勝つという自負があるらしい。
8年ぶり22度目の出場。

≪1回≫
(表)習志野の攻撃。ファウルフライ、三振、センターフライで早くも3人を打ち取る静岡のエース原崎くん。
最後はフワッとしたボールでタイミングを外され、打たされていた。

(裏)静岡の攻撃は詰まった当たりで内野ゴロ。続くバッターはフォアボール。
続くバッターはピッチャー前の当たりだが、1塁ランナーが好スタートで2塁へ。2アウト2塁。
4番バッターは県大会で三振が一つもない5割バッターだが、詰まった当たりで3アウトチェンジ。
習志野のピッチャーは144km。なかなか早い。

<習志野校歌>
ノリづれぇわ。笑
これまでで一番ノリづらい校歌だった。

≪2回≫
(表)習志野4番バッター松山くんからの打順。
静岡エース原崎くんはまたもフワッとしたボールを投げるが、これがフェンスまで持って行かれることになる。
これが2塁ランナーとなった。
続く5番バッター片桐くんの応援歌は長渕剛の『とんぼ』だった。清原への憧れだろうか。‏
送りバント成功でランナー松山くんを3塁へ。まだ1アウトなので先制のチャンス!

ここでバッターはユルい顔の福山くん。ファースト方向へのスクイズで見事に1点を先取。素晴らしい。
機動力があるってのはこういうことか。理想的なリズムだなぁ。これで1-0の習志野リード。

続く7番バッター皆川くんはショート横を抜けるヒット。
しかし、次の牽制でアウトになってしまう。
ナイス牽制。静岡高校のピッチャー原崎くんは牽制が得意らしい。

<静岡高校歌>
いい歌だなぁ。メロディがいいわ。
歌っていて気持ち良くなりそう。

(裏)三振でスタート。良い配球だった。
6番宮川くんは詰まった当たりでも振り抜き、センター前ヒット。
絶妙なタイミングでサッと盗塁をキメて1アウトランナー2塁。
ランナーを背負っているプレッシャーからか、フォアボール。1アウト1-2塁。
続くバッターを内野ゴロからダブルプレーに打ち取り、チェンジ。

≪3回≫
(表)8番バッターからの打順で、スライダーをライトフライ。
続く9番バッターはエースの泉澤くん。これをスライダーで三振に打ち取る静岡エースの原崎くん。
3人目の宮内くんもセンターフライに打ち取り、チェンジ。

(裏)落ち着いてショートが内野ゴロをさばく。
続くはセカンドが内野ゴロをさばく。
最後はセンターフライと、3人で締める。習志野も良い守備だ。

≪4回≫
(表)ショートが内野ゴロを取って1アウト。
続くバッターはフォアボール。原崎くんはフォアボールをあまり出さないらしい。今日はこれが初めて。
その後、牽制がボークとみなされ、1塁ランナーが2塁へ進む。
その2塁ランナーが盗塁を狙い、刺されてアウト。なぜ走ったんだろう。サインミスか?

続く4番バッター松山くんがライト前ヒットで1塁へ。
5番バッター片桐くんが三遊間を抜けるヒットで2アウト1-2塁へ。

続くバッターはソワソワした顔の6番福山くん。好きだなぁ、彼の表情。笑
ランナーが2人いるプレッシャーからか、フォアボールで満塁に。
残念ながら、内野ゴロで3アウトチェンジ。

(裏)まずは見事な三振から始まる。
静岡のバッターは4番小川くん。県大会は打率5割。
センターへの良い当たりでシングルヒットに。
続くバッターはフォークで三振。その次のバッターはスライダーで三振。
習志野エース・泉澤くんは好調なようだ。

習志野高校の監督は習志野高校の出身で、現役時代は甲子園にエースとして出場したらしい。
甲子園球場は感慨深いだろうなぁ〜。

≪5回≫
(表)8番小山くんからの打順。スライダーを捉え、セカンドの上を超えるライト前ヒットで1塁へ。
9番泉澤くんはバントでこれを繋ぐ考え。キチンと送りバントが成功してランナーは2塁へ。1アウト2塁。
続くバッターは内野ゴロがサード方向へ行ってしまい、あえなくアウト。
その後は外野フライでチェンジへ。

(裏)フォアボールからのスタート。
これを送りバントで繋げたい静岡高校8番平川くん。3バントは成功でピッチャー前。1アウト2塁。
続くバッター9番原崎くんは三振。
1番は力強いスイングの高階くん。県大会では本塁打を2つ出している。
ピッチャー前で弾んだボールをグラブで弾いてしまい、それをセカンドがフォローして3アウトチェンジ。
接戦のまま、試合は終盤へ。

≪6回≫
(表)3番バッターへのフォアボールから6回がスタート。
ピッチャー原崎くんが何度か牽制をやって釘を刺した後、やっぱり早めに走ったがこれはファウル。
送りバントはすぐにピッチャーが2塁に間に合わせてダブルプレー。
続くバッターは5番応援歌『とんぼ』の片桐くんはサードが取りこぼしてヒット。
続くバッターはサバンナ高橋に少し似てるユル顔の福山くん。セカンドが取ってランナーに直接タッチ。
静岡高校の原崎くんは投げるだけじゃなく、牽制も送球も上手いなぁ。

(裏)内野ゴロの後、フェンス近くまでのヒットで2塁へ。
ここで4番の小川くんがデッドボールで塁へ。2塁ランナーを気にし過ぎたかな。
これで1アウト1-2塁。
続く打球はピッチャーがサッと取るが、慌ててセカンドが入るよりも前に投げてしまい、球が後ろへ。
その隙に2塁ランナーはホームを奪う。1-1の同点だ。
その後はしっかりとダブルプレーでチェンジ。

≪7回≫
(表)試合は振り出しに戻る。先頭打者はセンターフライ。
続くバッターはフォアボール。1アウト1塁。バッターはエースの泉澤くん。バントが成功。2アウト2塁。
1番のバッターがフォアボールで1-2塁。
続く2番バッターの三遊間を抜けるヒットで勝ち越しの2点目。またも引き離す習志野高校。
続くバッターもフォアボールで2アウト満塁になってしまう。
ここで主砲の松山くんに。大きい当たりでファウル。その直後、まさかのホームスティールで3点目を獲得。
恐ろしいチームだな、習志野高校。あそこで走るかね…。これで3-1に。
その後は内野ゴロでチェンジ。

(裏)内野ゴロをさばくホームスティールのキャプテン宮内くん。
続くバッターはフォアボールで1塁へ。
続くバッター原崎くんは三振、盗塁も刺されてダブルプレーになりチェンジ。

≪8回≫
(表)風で煽られる球をしっかりとキャッチして、センターフライからスタート。
そして、打順は福山くん。これまでは犠打、四球、二ゴロ。
今度こそ打つかなーと思いきや、フォアボール。
続くバントは原崎くんが投げた後すぐに取って2塁を刺す。ナイスプレー。
続いて三遊間を抜けるヒットを8番の小山くんが打って、2アウト1-2塁。
9番泉澤くんの打順、レフト前ヒットで満塁に。

ここでバッターはキャプテンのホームスティール・宮内くん。
良い当たりのヒットはライト方向への長打で3点追加。やったぜキャプテン!これで6-1に。

静岡高校のピッチャー原崎くんもさすがに疲れが出ていたのか、
全体的に球が高めになり、フォアボールも連続してしまっていた彼はここでマウンドを降りた。
続くバッターの叩きつけたような打球は内野ゴロになり、チェンジ。

(裏)ピッチャーの泉澤くんは大量リードのおかげか、余裕を持ったピッチングで三振を一つ。
続くバッターはキレイに1-2塁間を抜けるヒットで出塁。
続くバッターはセンターフライ。2アウト1塁。ファウルフライを見事に取ってチェンジ。

≪9回≫
(表)習志野、最後の攻撃は藤井拓也くん。今日の成績はセンターフライとフォアボール3つ。
いきなりバントの構え。揺さぶってフォアボールを取る考えか?しかし、ファーストのファウルフライに倒れる。
次は主砲の松山くん。今日は2塁打とセンター前ヒットを打っている。しかもまだ1年生。
この回は残念ながらフライ。2アウトで打順は『とんぼ』の片桐くん。内野ゴロでチェンジ。
さぁ、最後の守備だ。

(裏)習志野ピッチャーの泉澤くんは8回の打順の時にテーピングで遅れて入ってきたが、
やはり何かあったのか、2年生の木村くんと交代することになった。大丈夫かな。
最初のバッターは宮内くんがしっかり取って1塁へ送球アウト。
2アウト目も2塁の近くで素早く反応した宮内くんがファーストへ送球し、2アウト。
最後は内野ゴロをセカンドの中村くんが取って3アウト。


【心のMVP】
習志野キャプテン・宮内くん(ホームスティール・走者一掃の3ベースヒット・ショートでの機敏な守備)


いやぁ、素晴らしい活躍だったね。
さすがキャプテン。シビレたわぁ。
2回戦も期待してます!


【第2試合】

北海(南北海道) - 明徳義塾(高知)

解説:川原崎 哲也(元三菱自動車京都監督)
実況:中村 泰人

北海高校は南北海道128チームの代表。
南北海道大会の決勝では駒大苫小牧と延長の末に勝利している。春夏連続出場。
2年生ピッチャーのエース玉熊くんを中心に守備からリズムを作り、1番から9番まで切れ目の無い打線が持ち味。
緩急を使ったタイミング重視のピッチングで、春の選抜でもベスト8に導いたらしい。
3年ぶり35回目の出場。(長野・松商学園と並んで最多出場)

明徳義塾高校は高知33チームの代表。随分と少ないんだな。
1点を守り抜く試合を得意とする。
エースの尾松くんは去年も出場、左投手でタテのカーブが大きな武器。
ストレートも130km台後半まで出るようになったらしい。
先発9人中4人が2年生。
2年連続13回目の出場。


データだけ見ると、北海高校は強そうだなぁ。


≪1回≫
(表)立ち上がりは球が定まらず、フォアボールを出してしまう尾松くん。
続くバッターが送りバントでしっかりと2塁へ送る北海高校。
3番バッター松本桃太郎くん。春の選抜でも2回戦に代打で決勝タイムリーヒットを打ったらしい。
桃太郎くんが打ち損じたが、ランナーは3塁へ送れた。
しかし、内野ゴロで点には繋がらず。

(裏)明徳義塾1番バッター伊興田くんのコンパクトなスイングでセカンドの横を抜け、1塁へ。
送りバントが成功して2塁へ。北海高校エースピッチャーの玉熊くんも立ち上がりがイマイチか。
続く打球はショートの前へ。ランナーは3塁に行って2アウト。
4番バッターはフルカウントからフォアボールへ。
続くバッターに甘い球が行ったが、ライトの守備範囲でフライアウト。チェンジに。

<北海高校歌>
なんだか低い歌だ。
情景は浮かぶんだけど、全体的に低い。

≪2回≫
(表)変化球で内野ゴロに打ち取り、まずは1アウト。
なんか習志野高校の大応援団を聞いた後だからか、応援が小さく思える。笑
続くバッターは野手が前に身構えていてフライに打ち取る。
続くバッターはつま先辺りに軽く当たるデッドボールを主張して認められる。
次のヒットは3塁まで行ける当たりだったが、2塁で止まってしまう。2アウト1-2塁。

チャンスだけどバッターはピッチャーの玉熊くん。ピッチャーなのに打てるのかな?
地方大会で2ベースヒットが4本あったらしい。やれんのかオイ。
残念ながら、この打席は三振。チェンジ。

<明徳義塾高校歌>
これは盛り上がる良い歌。
校歌は明徳義塾の勝ちだな。←勝ち?笑

(裏)1-2塁間への打球を上手く守って1アウト。
続くバッターは頭へのデッドボール。薄く当たったので、まぁ大事には至らないだろう。
次のバッターがバントの構えからヒット&ラン。1アウト1-2塁、チャンスに。
しかし、北海のピッチャー玉熊くんも球が定まってきている。ここで三振。
次はストレートのフォアボール。ギリでボールの判定らしい。2アウト満塁だ。
打者は2番今里くん。応援歌は音程の外れた『暴れん坊将軍』のテーマ。これはズッコケる。頑張れ、明徳義塾吹奏楽部。笑
すっぽ抜けたかなりのボール球に意表を突かれて手を出してしまい、三振。

両チームとも、毎回キチンとランナーを進めているが、天には繋がらず。
これは良い接戦だ。

≪3回≫
(表)ファウルフライをフェンスギリギリでジャンピングキャッチ。明徳義塾ファーストの先田くん。
続くバッターの打球もファーストの先田くんがフォローして2アウト。
次は三振に打ち取り、初めて3人で終わらせる。

(裏)まずは内野ゴロに打ち取る。
続くバッターは4番北川くん。打球はフェンス直撃かと思いきや伸びてホームランに。先制点は明徳義塾だった。
続くバッターは先ほどファインプレイを見せた先田くん。良い当たりのヒットでライトヒット。
次の打球は打たせて取り、2塁を刺して2アウト。
ライトフライを取って3アウトチェンジ。

≪4回≫
(表)内野ゴロで1アウト。
続くバッターは三遊間を抜けるヒット。
次は打たされて2塁を刺される。2アウト1塁。
その直後、見事なタイムリー2ベースヒットで同点に追いつく明徳義塾。
2塁ランナーがいたが、その後はレフトフライ。

(裏)先頭バッターにフォアボールを出してしまう北海高校のピッチャー玉熊くん。
それを繋ぐ送りバントで1アウト2塁。
続くバッターはピッチャー返しだが、これをナイスキャッチで2アウト。
次も内野ゴロを取ってチェンジ。

≪5回≫
(表)内野ゴロをこぼしたが、すぐに送球して1アウト。サード上手いなぁ。
続いても内野ゴロに打ち取る。
そして、またもフォアボール。まだ本調子じゃないのか。
続く打順、投げた瞬間に盗塁が成功して2塁へ。
さらに明徳義塾ファーストのエラーで1-3塁。
そして、ライト前ヒット。これで北海高校は勝ち越しの1点を得る。
その後は内野ゴロでチェンジ。

(裏)明徳義塾の攻撃は内野ゴロからスタート。
続く打者はワンバウンドのデッドボールという記録。1アウト1塁。
続く打者はまたもデッドボール。今度は腕にポコンと当たってしまった。1アウト1-2塁。
次はチャンスをモノにして、ライト前ヒットが出る。3塁は惜しくもタッチアウト。2-2の同点、2アウト1塁に。
三遊間へのヒットで再びランナーは1-2塁へ。
続くバッターはライト前に良い当たりだったが、ライトがスライディングしながらキャッチ。

≪6回≫
(表)最初のバッターを三振に抑えた明徳義塾のピッチャー尾松くん。
続く打者はセンターフライで2アウト。
3人目は録画が途切れていてわからなかったが、アウトだったっぽい。

(裏)内野ゴロで1アウト。
打者は4順目の1番バッターへ。ヒットはセカンドとセンターの間に落ちて出塁。
続く打球は内野ゴロでダブルプレーかと思われたが、まさかのパスミス。
セカンドが自分で2塁を踏むと思っていたショートは、セカンドからのトスを取りこぼしてしまい、1-2塁に。
これは明徳義塾高校、一気にチャンスのシーンに化けたか。
続く内野ゴロは惜しくもダブルプレーならず、2塁は刺されて2アウト1-3塁に。
打者はさっきホームランを打った北川くん。ライト方向への打球はライトがフェンス前でキャッチ。

≪7回≫
(表)内野フライからのスタート。
勝ち越しの点が欲しい、札幌の北海高校。
ショートを走らせる内野ヒットを打った石川くん。全速力で1塁に間に合った。
2番の森くんはとんねるずの『ガラガラヘビがやってくる』が応援歌。親の影響ですかね。
送りバント成功で2アウト2塁。残念ながら、内野ゴロでチェンジ。

(裏)100球を数えた頃だが、北海エースの玉熊くんのスライダーが冴えている。
バッターも当てるのが精いっぱいでセンターフライに。
続くバッターに対しても素晴らしいスライダーを投げていたが、きわどいボールを取られた後、
少し甘い球になってしまったのを上手くヒットされてしまう。これが二塁打に。
続くバッターはライトフライ。2アウト2塁。8番はエース尾松くん。打てるピッチャーだ。
残念ながらサードゴロをさばかれてチェンジ。

両チームとも守備が良く、3人で打順が終わる事もほぼ無い。
本当にどちらも粘り強いチームだ。

≪8回≫
(表)高めの球に合わせた打球はセカンドに取られてしまう。内野ゴロで1アウト。
続くバッターはライトフライに倒れる。
ピッチャーライナーをパッと取って3アウトチェンジ。

(裏)高くバウンドした球をサードが落ち着いて捕球、1アウト。
続くバッターはショート前に打ってしまい、2アウト。
またもショートの前で明徳義塾側は初の三者凡退。
さぁ、9回で勝負が付くのか。

≪9回≫
(表)北海高校、9回の攻撃はライトフライからのスタート。
続くバッターはセンター前へのヒット。
これを送りバントで繋ぐ。2アウト2塁。
落差のあるスライダーで最後は三振に打ち取る。

(裏)こちらも三振に打ち取る。まだ球は走っている北海の玉熊くん。
しかし、次はフォアボールで出塁させてしまう。
続く打者は無難に送りバントで2塁に進める。
次の打者はショートへの痛烈なヒットで、ショートはこれをこぼして1-3塁。サヨナラのチャンス。
なんとここでデッドボールを出してしまう。明徳義塾、2アウト満塁。
ここで打者は8番エースの尾松くん。これがライトへのサヨナラタイムリーヒットとなり、勝利を決めた。
満面の笑顔でしっかりとベースを踏む4番キャプテンの北川くん。


【心のMVP】
明徳義塾4番北川くん(ホームラン)


いやぁ、大接戦で面白かったわ。
両チームとも、本当にチームプレイが素晴らしかったね。

なんかバカスカ打つ試合が面白い試合だと思ってたけど違うんだね。
まだ2日目までしか観てないけど、やって良かったわ、この企画。笑



【第3試合】

帝京(東東京) - 花巻東(岩手)

解説:坂口 裕之(元全日本石油監督・バルセロナオリンピック銅メダリスト)
実況:森中 直樹


帝京は東東京150チームの代表。
8試合で80得点も上げている。投手攻略にカギがあるらしい。
完全攻撃型のチームで、チーム全体の打率も.389と非常に高い。
1年生キャッチャーは39年の監督生活の中でも初めてであるらしい。それだけ期待されている石川くん。
さすが帝京は選手層が非常に暑い。
2年ぶり12回目の出場。


花巻東は岩手県73チームの代表。
震災で3人の選手は家族を失い、6人は家を失った。背負ってるものが違いすぎる。
盗塁が6試合で25と非常に多く、機動力が武器。
7人が左打者という点も見もの。
エースピッチャーは負傷して県大会もほとんど出れなかったらしい。今日も先発は県大会で活躍した小原くん。
2年ぶり6回目の出場。


≪1回≫
(表)帝京高校からの攻撃。
早速、デッドボールから始まってしまう。大舞台の緊張からか。
当たり前のように送りバントでそれを繋ぐかと思いきや、フルカウントからのセンターフライ。

3番は打率.440打点8の伊藤くん。この回はセンターフライだが、軽く飛ばせる印象。
4番はキャプテンの松本くん。打率.593本塁打3打点12の盗塁5。チートキャラかよ。笑
ゆるい変化球を狙っていたのか、センター前ヒットに難なく飛ばす。2アウト1-3塁。

続いての5番バッター木下くんはフライかと思いきや、風に煽られたのか守備が取れず。
これで帝京は先取点を獲得。そして、2アウト1-3塁。

花巻東のピッチャー動揺があるのか、2つ目のデッドボール。これで満塁に。
帝京側の「かっとばせ〜もう1本!」という応援が力強く聞こえてくる。
そして、押し出しのフォアボール。2-0に。
帝京の威圧感はスゴイ。みんなガタイがいいし。

なんとか次のバッターをレフトフライで抑えてチェンジ。
「2点で済んで良かったね」と言えそうな回だった。

(裏)帝京のピッチャー伊藤くんは1年生で148km出していたらしい。おっかねぇ。
3年になって、試合の組み立てもわかるようになったようだ。
花巻東打線はそんな伊藤くんから打てるんだろうか。

しかし、花巻東の1番バッター太田くんはそんなのをモノともしなかった。
快音を響かせ、内野ゴロかと思いきや俊足でセーフにしてしまう。
ファーストに入ろうとしたピッチャー伊藤くんも焦ってこぼしてしまった。

これを繋げたい花巻東の2番はもちろんバントの構え。
バントからヒット&ランに構えを変えたと同時に太田くんが走って2塁へ。さすがは俊足。
これで点数に繋がる可能性は広がった。ここでデッドボール。ノーアウト1-2塁に。
指が引っかかったのか、伊藤くんがワイルドピッチで2-3塁を許してしまう。
そして、フォアボールでノーアウト満塁で次が4番という最悪の場面に。
元帝京OBのとんねるずタカさんが見てたら「なにしてんだよ伊藤!」とか言いそう。笑

しかし、伊藤は落ち着き直してスライダーで三振をもぎとる。でも、まだ1アウト。
次は5番の5割打者、橘くん。これをまたも三振で2アウトを取る。切れてるナァ。
と思ったら、次の6番高橋くんがスライダーを狙いすましてセンター前ヒット。これで2点返して同点に。
続くバッターがレフト前にヒットを打つも、ホームまで走っていた2塁ランナーが刺される。
うんうん、あのタイミングで帝京相手にホームはムリだ。

<帝京高校歌>
なんか歌詞とメロディが合ってない。
聴いててモヤッとする。もう聴きたくない歌だ。
早急に作り直して欲しい。


≪2回≫
(表)長い1回が終わって、最初の打者はセカンドフライ。
続く打者はフォアボール。続く打者は内野ゴロで2塁を刺される。ダブルプレーはならず。1アウト1塁。
1塁ランナーの阿部くんはここで盗塁成功。中学陸上400mで全国3位だったらしい。パネェ。
バッターはエースの伊藤くん。これがライトへの3ベースヒットになって勝ち越しの3点目を決める。
続くバッターは内野ゴロに倒れる。

<花巻東高校歌>
メロディと歌詞が合っている。
校歌は花巻東高校の圧勝だったな。←圧勝?笑

(裏)三振を2つ、しっかり取ってきた。帝京バッテリーは完璧だ。
ここでバッターは1番花巻東の俊足・太田くん。右ヒジに当たるデッドボール。大丈夫かな。
続くバッターはフェアかファールかきわどいラインに転がすが、これが切れそうで切れずサードベースに当たる。
1-2塁を許すことになる帝京ナイン。
しかし、セカンドライナーを取ってチェンジ。

≪3回≫
(表)帝京打線を怖れてか、早速のフォアボール。
次を送りバントさせずに三振に打ち取り、次の送りバントで2アウト2塁。
次の打者はライトフライ。

(裏)花巻東は4番バッターはストレートを待ってセンター前にヒット。
それを送って1アウト2塁。
続くバッターはさっき見事なヒットを打った高橋くん。さらに繋いでランナーは3塁へ。2アウト。
続いてのバッター、叩きつけた打球は内野ゴロで3アウトチェンジ。

≪4回≫
(表)まずはヒジへのデッドボール。
それほど痛くはなさそうだが大丈夫だろうか。
帝京の打順は1番水上くんへ。応援歌は『タッチ』のテーマ。送りバント成功。
続くバッターは阿部くん。右中間への当たりの良いヒットでさらに1点をもぎとる3ベースヒット。1アウト3塁。
3番の伊藤くんは足へのデッドボール。デッドボール多すぎだなぁ。ここで花巻東の投手は交代。
肉離れで戦線を離れていたエース大谷が帰ってきたのが嬉しいのか、笑顔でマウンドを譲る小原くん。
試合は4-2で帝京リードのまま、1アウト1-3塁。

大谷君の投げたストレート148kmは狙ったように打たれた。帝京は犠牲フライでさらに1点を追加。
打ったのは帝京キャプテン松本くん。
その後、牽制球が後ろに逸れて2塁を奪われる。続いてフォアボールを選び、2アウト1-2塁。
さらにワイルドピッチでランナーが2-3塁へ。続く打者もフォアボールで満塁。
帝京打線への怖れが力みに繋がってしまっているのか。それとも試合のカンが鈍っているのか。
しかし、なんとか内野ゴロを取ってピンチを脱する。

(裏)鋭い三振で1アウト。ホントに良いバッテリーだなぁ、帝京は。
2人ともプロ入りを考えてるんだろうなぁ。
2人目の9番打者は追い込まれてからスライダーをライトへ引っ張る3ベースヒット。
1番の太田くんはピッチャーとセカンドの間に走るゴロ。3塁ランナーは好スタートでホームイン。5-3。
続く2番打者大澤くんは低い球をすくい上げてセンター前へのヒット。2アウト1塁。
3番は途中からマウンドに上がったエース大谷くん。

大澤くんが隙を見て盗塁スタート。セカンドが取れずにセンター方向へ球が転がる。これで3塁へ。
ここで大谷くんの左足の甲にデッドボール。臨時代走が俊足の太田くん。これで2アウト1-3塁。盗塁して2-3塁に。
その直後、4番バッター杉田くんのライト前ヒットで2点を獲得。5-5の同点に追いつく花巻東。2アウト1塁。

帝京はピッチャー伊藤くんを交代させて2番手ピッチャーの石倉くんを投入。
打者は5番の橘くん。ワイルドピッチでランナーは2塁へ。そして、低すぎた球でフォアボール。2アウト1-2塁。
ワイルドピッチでまたも進塁。これでランナーは2-3塁へ。
最後は振り逃げで3アウト。

なんだか、これまでの試合とは全然違う。
全体的に華があって、なんだかプロ手前の人たちという印象だ。

≪5回≫
(表)まずは三振に打ち取る。デッドボールが当たった花巻東エース・大谷くんの足は問題無かったようだ。
続く帝京バッターは1年生キャッチャーの石川くん。キレイにセンター前ヒット。
内野フライをキチンとおさめて2アウト。
打者は2番の阿部くん。打球はファーストゴロだが、勢いがあったためにこぼしてしまい、1塁もセーフ。
打った阿部くんの足も速かった。グッジョブ。2アウト1-2塁。

どうでもいいけど、花巻東のエース大谷くんは191cmで顔も小さい。
何等身あるんだろ。マンガ『キャプテン翼』の登場キャラのようだわ。

続く150kmの球はサードゴロだったが守備がそれをはじいてしまい、そのサードが2塁ランナーとぶつかった。
これが審議の結果、走塁妨害とみなされて3塁ランナーはホームイン。6-5。2アウト1-2塁。帝京勝ち越しの6点目。

さらにここで打者は4番松本くん。
ここで盗塁に対する送球が2塁の後ろに逸れてしまい、さらに追加点となる。7-5。
続く打者はレフトへの打球が風で戻されてフライアウト。チェンジとなる。

(裏)ニュース明けに2アウトになっていた。ファーストゴロが2つだったらしい。
続く打者も三振。3人で終わるのは、両チーム通してこの試合初。
本当にすごい試合だ。

≪6回≫
(表)帝京、最初の打者は5番の木下くん。デッドボールでうずくまる。大丈夫かな…。
ヒジのガードに当たった後、わき腹に当たったようだ。
続く打者の送りバントはピッチャー大谷くんがこぼしてしまうが、2塁まで行ったランナーがはみだしたところに送球アウト。
続いての打者はフライでアウト。2アウト1塁。
そして、三振。3アウトチェンジ。

(裏)いきなり、花巻東の俊足・太田くんが良い当たりでの3ベースヒット。
続く打者の大澤くんはオシリにデッドボール。イタタタ。1-3塁。
続く打者の大谷くんがスクイズと見せかけて1塁ランナーが2塁へ走る。これが成功でランナー2-3塁に。

そして、大谷くんがレフトフェンス直撃のタイムリーヒットで2点を返す。
素晴らしいエースの活躍で再び同点に。

続く4番打者のバントは2塁を刺される。1アウト1塁。
続く打者はセカンドゴロ。2塁を刺されて2アウト1塁。良い判断だ。
次はフォアボール。その後はピッチャーゴロでチェンジ。

≪7回≫
(表)帝京の攻撃は9番打者石川くんがフェンス前へのヒットで2塁まで出塁。
ピッチャーゴロを大谷くんが3塁へ送球してアウト。1アウト1塁。
2番阿部くんは送りバントで塁を進ませる。2アウト2塁。
続く打者大谷くんは振り逃げ+ワイルドピッチで1塁へ走る。2アウト1-3塁。
そして、4番の松本くん。1-2塁間を抜けるヒットで3塁ランナーがホームイン。8-7と勝ち越し。
松本くん自身も2塁へ。2アウト2-3塁。
続くバッターはフライでチェンジ。

(裏)最初のバッターは三振に打ち取られる。
続く打者はショートゴロだが、これがエラーで1塁セーフ。
続く打者はレフトフライに倒れる。2アウト1塁。
続く打者を三振に打ち取り、3アウトチェンジ。

さっき大澤くんが走者になった時に交代したのだが、
熱中症で手足がけいれんしてしまい、ベンチ裏で休養とのこと。活躍したもんね。

≪8回≫
(表)帝京の攻撃はストレートのフォアボール。1塁を許してしまう。試合は帝京リードの8-7。
続く打者は送りバントで失敗。2塁を刺されてしまう。1塁は足が離れてセーフに。
続く8番石倉くんはフォアボールを選んで、絶好調の9番石川くんに良い形で回す。
スライダー高めの球を打つが、ショートから見事なダブルプレー。

(裏)花巻東は3番大谷くんから攻撃スタート。
続いては見事なアウトコースで三振に打ち取る。
セカンドゴロで次のバッターを抑える。
続いてのバッター橘くんがレフトヒット。
ファーストゴロで3アウトチェンジ。
いよいよ、最終回だ。

≪9回≫
(表)まずは帝京1番打者を内野フライ。
2番打者は本日4打数2安打2盗塁の阿部くん。レフト方向へのヒットで出塁。
続く3番は引っ掛けてしまい、2塁がアウト。1塁はセーフに。2アウト1塁。
内野ゴロがさばかれて3アウトチェンジ。

(裏)同点に追いつかれてもすぐに取り返す帝京。
それを追う花巻東の打順は7番松橋くんから。
素晴らしいコントロールで三振に打ち取る。

次は代打の山本くん。去年の夏は5番だったらしい。
その代打の山本くんが素晴らしいバッティングでヒットを出す。
さらに代走で佐々木くんに交代。
盗塁で2塁を奪うが、打者が捕手の守備を妨害したとしてランナーは戻される。2アウト1塁。
引っ掛けて当てた打球がセカンド正面に行き、ショートが受けてゲームセット。帝京の勝利が確定した瞬間だった。

3時間以上にもなる、長く素晴らしい試合だった。
追いついて、引き離しての大接戦だった。8-7。


【心のMVP】
石川くん(帝京1年生キャッチャー)、松本くん(帝京4番)、大谷くん(花巻東エース)




【第4試合】

八幡商(滋賀) - 山梨学院大付(山梨)

解説:前田 正治(明星高校→関西大学→日本新薬選手・監督)
実況:三瓶 宏志

八幡商業は滋賀54チームの代表。
5試合で32得点、チーム打率も.351とかなりの打線を持っている。
エースの吉中は県大会を1人で投げた。
5番バッター遠藤は県大会で打率.529、打点13を上げている。
5年ぶり7回目の出場。


山梨学院大付は山梨38チームの代表。
5試合で42得点。チーム打率は.424と八幡商業以上の数値を持っている。
こちらも県大会をほぼ1人のエース廣瀬(2年)が投げてきた。
イニング数を上回る三振をとっており、フォアボールも少ない。
4番バッター小林は県大会において打率.611、本塁打も5本打っている。
2年ぶり5回目の出場。


≪1回≫
(表)三遊間へのヒットで八幡商業の攻撃が始まった。
2番バッターはトレイントレインが応援歌。セカンドゴロからのダブルプレイ。
続くバッターはショートゴロで3アウトチェンジ。

(裏)山梨学院の攻撃はセカンドがキャッチしてアウト。
続くバッターも同じくセカンドが対処してアウト。
最後はピッチャーゴロに打ち取ってチェンジ。

<八幡商業高校歌>
なんかフツーだった。
特に可もなく不可もなく。

≪2回≫
(表)ショートへのゴロでアウト。
続くバッターは5番遠藤。前にランナーがいなくて一安心の山梨学院大付。
今回は残念ながらレフトフライ。読んでいたレフトがエライ。
続くバッターはしっかりと見てフォアボールを選んだ。
だが、盗塁失敗で3アウトチェンジ。

<山梨学院大付属高校歌>
音を少し外してても、みんながちゃんとメガホンを持って歌ってるのがエライ。
きっと練習したんだろうなぁ。メロディも歌詞もなかなか良かった。校歌はこっちの勝ち。

(裏)バッターは主砲の4番小林くん。5本塁打は山梨県大会記録らしい。
しかし、今回はピッチャーがレフトフライに打ち取る。
続くバッターはセカンドゴロ。続くバッターもセカンドがフライを取ってチェンジ。

さっきの帝京と花巻東の試合に比べると、試合展開が早いなぁ。
少ない文字数で終わるのはラクでいい。

≪3回≫
(表)1-2塁間ゴロでファーストが取りに行き、ピッチャーのフォローが遅れてセーフに。
続く送りバントをピッチャーが送球、ファーストが取りこぼしてしまう。ノーアウト1-3塁に。
バッターはエース吉中くん。3バント失敗で1アウト。打順は2巡目に。
三遊間へのタイムリーヒットで八幡商業が1点を先制。
続く2番バッター竹井くんが最高のバントで自身もセーフ。1アウトで満塁に。

3番キャプテンの白石くんがさらに追加点を決められるのか。
ここで伸びた打球は満塁ホームランに。八幡商業は5点目をもぎとった。
内野フライをセカンドが取って2アウト。
5番バッター遠藤くんの強い当たりをサードが弾いてヒットに。
続いては6番今井くん。ライト前ヒットでランナーは1-3塁へ。
止まらない攻撃で次の打球もライト前ヒット。1点追加でランナー1-2塁に。
次は空振り三振でチェンジ。

(裏)ファーストゴロで1アウト。
三振で2アウト。
ピッチャーゴロはランナーとの交差でファーストがこぼし、八幡商業は初の出塁を許してしまう。
続くバッターを三振に打ち取って、チェンジ。ヒットを一度も許していない。

≪4回≫
(表)最初のバッターは三振でアウト。
続くバッターは1-2塁間へのヒット。
良い当たりのヒットはセンター前へ。1アウト1-2塁へ。
ここでさきほど満塁ホームランを打った白石くんが登場。今回はライトフライに倒れる。
続くバッターはセンターフライでチェンジ。

(裏)山梨学院付属は吹奏楽部が全国大会手前の県大会決勝まで行っているらしい。
そのため、今日の甲子園は太鼓が一つだけ。それを野球部が交代で叩いているらしい。
どうりで応援がJリーグみたいに「オ〜オオオ〜オオオ〜オオオ〜♪」になってるわけだ。
県大会で戦ったライバル校にでもお願い出来ればよかったのになぁ。

フォアボールの後、ショートゴロでのダブルプレイ。
ここで山梨学院大付属の怪物4番バッター・小林くんが登場。流れを変える一発が出るか。
上手く合わせて難なくセンター前ヒット。すげぇわ。プロ行けるわ、彼。
続いての5番バッターも甘く来た球をセンター前へ返す。2アウト1-2塁。
次の打者にワイルドピッチ。ランナーは2-3塁へ。
そして、バット根元に当たった球はピッチャー横をボテボテと転がり、
ショートがこれをさばくが滑り込んでファーストはセーフ。その瞬間、4番小林くんのホームインが確定。1点を返す。
2アウト、ランナー1-3塁のまま次のバッターへ。打球はショートゴロ。チェンジに。

≪5回≫
(表)タイコ1つの山梨学院大付属とは対照的に、
八幡商業の応援は大津商業&私立近江兄弟社高校の吹奏楽部も加わった合同応援で80人体制。
5点リードのまま、八幡商業5回目の攻撃へ。
ここでバッターは5番の遠藤くん。打った球はショート・レフト・センターのちょうど真ん中でバウンド。
走塁も速く、ギリギリで2塁を奪う。
続くバッターが送りバントをするも、ファーストの小林くんが良い反応を見せて三塁に走る遠藤くんを刺す。
小林くんは主砲なだけでなく、守備のセンスも抜群のようだ。見事に敵の主砲を射止めた。
続くバッターが叩きつけた打球をセカンドが取ると同時に1塁ランナーをぶつかる。
守備妨害で2アウト1塁で試合を再開。どっちにしても、タッチアウトだったが。
転倒しながらもよくボールを落とさなかったね。山梨学院大付属のセカンドはエライ。
続くバッターが内野フライでチェンジ。

(裏)バッター廣瀬くんがフェアで1塁へ。
犠牲フライでそれを送る。1アウト2塁でバッターは武藤くん。
デッドボールで1アウト1-2塁。
続くバッターがセンター前ヒットで満塁に。まだ1アウトなので、これは大きなチャンス。
ここから山梨学院大付属の逆襲が来るか。
と思ったら、ライナーを取られてダブルプレイ。あえなくチェンジ。惜しかったナァ。

ここで録画が終わってるけど…マジ勘弁してよー。検便クソよー。←汚ぇ(笑
しょうがないので、結果だけを見てみる事にした。

このままの点差で終わってしまうのかな?
調べてみると、8-1で八幡商業の勝利となっていた。


【心のMVP】
満塁ホームランの八幡商業キャプテン白石くん



そういや、甲子園の最大点差記録ってどのぐらいなんだろ…。
と思って調べていると、1985年の試合の記録が出てきた。

1985年2回戦 PL学園29-7東海大山形

1試合チーム最多得点29
1試合両チーム合計最多得点の記録36
春夏通じて唯一の毎回得点で、毎回安打、1試合チーム最多安打32


どんなウルトラチームだよ…と思ったら、そのPL学園にはあの桑田と清原のKKコンビがいた
エース桑田を温存するために、最後は清原もピッチャーとして投げたらしい。

なるほど、納得したわ。



なんか…このペースで書いてるとリアルタイムの試合に追いつくのってムリゲーな気がしてきた…。

もうちょっとサラッと書こうかな…。



そして、5日目が録画されてない…。
うわぁぁあ。
| 有也 | スポーツ | 21:06 | comments(3) |
第93回全国高校野球選手権大会1日目で一言。
やるか…。
:解説:
野球ってあんまり興味が無いんすよ。
あまりってか、20%くらい。

マラソンや、駅伝や、なでしこジャパンや、フィギュアスケートはもっと興味無いんだけどね。
いや、スポーツ観戦全般に興味が薄いんだけどさ。

でもね、食わず嫌いだと思うのよ。
実際。実態。

だって、多くの人が夢中になってるんだから。
なんかあるんでしょ、実際。


俺はマンガ『タッチ』は好きだけど、アレは甲子園マンガっていうよりヒューマンドラマだもんね。
人間が好きなのであって、野球が好きなわけじゃないんだよね。

だからこそ、食わず嫌いを治すためにも、
今年は甲子園野球を全試合観て感想を書こうと思うのだ。


以前、甲子園をチラッと観たのはハンカチ王子とマーくんの試合だった。
37年ぶりの決勝引き分け再試合となった名勝負だった。

その時は非常に面白い試合だったので、野球もいいもんだなぁと思ったのだが、
さすがにそんな名勝負が毎回見られるわけでもない。

だけど、一生に一度くらいは最初から最後まで見るのもいいじゃない。
そんな風に思うのだよ。


俺は野球に関してはド素人なので、あんまり偉そうなことは言えないし、
プロではなく、高校生の試合なので、暖かい目で見守って感想を書いていこうと思う。


甲子園の日程は以下。

1回戦 6日〜10日
2回戦 10日〜14日
3回戦 15日・16日
準々決勝 17日・18日
準決勝 19日
決勝  20日


甲子園が好きな人やヒマな人は俺の感想を見ながら一緒に楽しめばいいじゃない。
そんな夏も一度くらいはあっていいじゃない。


さて、今日は録画より、第一日と第二日の感想を。


第93回全国高校野球選手権大会 第一日

【開会式】
前大会の優勝校が優勝旗を返還し、優勝校はレプリカを貰えるんだそうな。
そうなんだねぇ。

やはり、大会委員長のあいさつなんかも東日本の震災について触れていた。
こんな大変な時期だからこそ、みんなが甲子園とかを見たりするような気もする。


【選手宣誓】
選手代表 金沢高校野球部主将・石田くんの開会宣言は良かった。

宣誓。春から夏にかけ、どれだけ時が経っても忘れることのできない様々なことが起きました。
それでも失うばかりではありません。日本中のみんなが仲間です。支え合い、 助け合い、がんばろう。
私たちは精一杯の笑顔で全国の高校球児の想いを白球に込め、
この甲子園から消えることの無い、深い絆と勇気を日本中の仲間に届けられるよう、
全力でプレイすることを誓います。


「自分の選手宣誓で試合が始まるので、しっかりとやりたい」とインタビューに答えていた石田くん。
素晴らしい開会宣言でした。


今大会に参加する選手たちのインタビューで、
『野球が出来る事が当たり前ではないことがわかった。』と語っている選手が多かったようだ。

みんな、様々な思いを抱えて今大会に参加していると思うと、胸が熱くなるな。
あれ、もう感情移入してるけどオイラ。笑

ケガや熱中症などに気を付けて頑張って欲しいものだ。
暑そうだもんなぁ。

スタンドで応援する人たちも大変だなぁ。
みんな気を付けて欲しいものだ。


開会式の最後に司会者があいさつをしていたが、司会の人も高校生だったのか。
ええ声しとるやんけ。


【第1日 第1試合】

高崎健康福祉大高崎(群馬) − 今治西(愛媛)

解説:鬼嶋一司(慶応高校→慶応大→慶応大野球部・元監督)
アナウンサー:田中崇裕

高崎市紹介のVTRに出てた高崎のだるま弁当、懐かしいなぁ。
ちっちゃい頃に食べたけど、美味しいんだよねアレ。

群馬の健大高崎は68チームの代表。
県大会で盗塁28という機動力の高さを見せた。
犠打も27あるらしい。
準々決勝以降は全試合5点以上を取っている。
盗塁と送りバントが武器。
今の形になる前は女子校で、今の形になってからは創立10年。甲子園は初出場。

愛媛59チームの代表である今治西は、盗塁が1。
その代わりに犠打が28もある。
送りバントや犠牲フライが武器ということか。
創立110年。甲子園は4年ぶり11回目の出場になる。

≪1回≫
(表)健大高崎は盗塁が武器だという事をイヤというほど聞かされているからか、
守備側の今治西バッテリーがランナーを気にし過ぎていて、ピッチングもキャッチングも乱れた。
ピッチングは高めに乱れたボールが相次いでしまう。

(裏)健大高崎は守備も落ち着いたスタート。
この分なら、なかなか良さそう。

<健大高崎校歌>
健大高崎校歌が『Let's Be Together』とかいう歌詞でちょっと吹いた。
校歌っぽくない。笑

作詞:冬杜花代子とあったので調べてみると、童謡『おっぱいがいっぱい』とかの作詞も手掛けた人だった。
みんなのうたで聴いた事あるわ。

≪2回≫
(表)今治西ピッチャーの乱れは続き、フォアボールが2つ続いて2アウト満塁になってしまう。
しかし、なんとか守り切る。
このままだと健大高崎が有利か。

(裏)今治西の4番バッター有友くんの打順で流れてた応援歌が横浜銀蝿の『ぶっちぎりRock'n Roll』だった。
ちょっとウケた。

健大高崎はホントに守備が良い。
今治西が乱れている分、落ち着いているように思える。

<今治西校歌>
校歌らしい校歌だった。
歴史を感じるなぁ。

≪3回≫
(表)健大高崎はホントに上手い。
盗塁を武器に相手を焦らせ、かき回す。
この回も1・2塁から送りバントで2・3塁に進ませた。
さすがに今治西は調子の悪いピッチャーの林くんを交代させた。

その直後、素晴らしい走塁で健大高崎は3バントスクイズを成功させ2点先制。
シビれるナイスプレーだった。
さすがは健脚の健大高崎。

(裏)今治西はここでも奮わず、劣勢のままチェンジ。

≪4回≫
(表)4回表も健大高崎が1塁ランナーを犠打で2塁に送るが、今治西キャッチャーのナイスプレイで刺す。
これで流れが変わるかと思ったら、健大高崎の攻撃はまだまだ続く。
ヒット→盗塁で2塁を奪うと、良いタイミングでスタートを切って、ヒットを機に3点目を入れる。

ここで今治西は再びピッチャーを交代。
完全にかき回されているため、早く悪い流れを変えたいところだろう。
とりあえず、3アウトでチェンジにする。

(裏)4回裏になって、ようやく今治西が本調子になった。
確実にヒットを打って行き、4連打で2点を取り、ランナーは2・3塁。
ヒットが出れば逆転のチャンス。

ここでさらに見事なヒット。
さらに2点を追加し、逆転した。
流れは完全に変わった。

さらに送りバントで送った選手を本塁に戻すヒット。
この回に今治西は7安打5点を獲得した。

3回までは完全に健大高崎のペースで終わると思っていたが、
さすがに歴史のある高校は違うということか。
ようやく実力を発揮して本調子になって、これからが本当の勝負になる。

≪5回≫
(表)4回に交代した今治西のピッチャーの矢野敦士はなかなか面白い投げ方だった。
左足を大きく上げ、アンダースローでフォークも投げられる。
これできっちり3アウト、チェンジにしている。

(裏)今治西は5回裏、送りバントで2塁に進ませたが、
これは点に繋がらずにチェンジ。

≪6回≫
(表)今治西のピッチャーの矢野敦士はこれまでのピッチャーの中で一番良いように思う。
彼はプロを目指してるのかなぁ。

(裏)ちょっと強くてダブルプレーになるかと思われたバントがまさかの2塁エラーで進塁。
続く送りバントも成功。1アウト2・3塁で今治西の本領発揮か。
ここで健大高崎のバッテリーが乱れ、バッターは空振りでキャッチャーは取れず。
3塁ランナーがホームインしてリードを広げる。

≪7回≫
(表)健大高崎のクリーンヒットで3塁打からのスタート。
これを犠牲フライで伸ばし、4点目を取る。
今治西のピッチャーの矢野敦士は良い球を投げているように思うが、上手く合わせられてしまっている。

(裏)今治西は最初のバッターのヒットから送りバントが成功し、2塁へ。
今治西4番の有友くんの番になると、やっぱり『ぶっちぎり Rock'n Roll』だ。でも、この回は凡退。残念。
続くバッターがフォアボールでランナー1-2塁へ。
4-6の2点リードをさらに伸ばしたいチャンスの場面だ。
しかし、最後は打ち上げてしまいフライでアウト。チェンジへ。

≪8回≫
(表)ヒットは出るものの、健大高崎は点に繋がらず。
矢野敦士ピッチャーがこの回も抑える。
彼に代わってから、70球というところ。

(裏)この回はあっさりと3アウト。
次を1点以内に抑えれば、今治西の勝利が確定する。

≪9回≫
(表)健大高崎9回の攻撃は4番バッター門村くんからスタート。
どうにか2点の差をこの回で返したいものだ。
詰まりながらも良い場所へ飛んでヒット。

続く5番バッター内田くんが3塁側を抜けるナイスヒット。
これでノーアウト2-3塁。健大高崎は逆転のチャンスを作る。
ピッチャー矢野敦士の球はもう慣れられてしまったのか。

初出場の健大高崎高校はなんとしても、このチャンスを生かして取り返したいところだ。
ここで7番の柳澤くんがフルカウントから左中間へ値千金の同点タイムリーヒットに。
柳澤くんは3塁まで一気に走る。

続くバッターのヒットを今治西のぶっちぎりRock'nRoll・ショート有友くんが前進守備からダイビングキャッチ。
抜けると思って走っていたランナーの柳澤くんを挟んでアウトをもぎとる。
続くバッターはゴロを打ち取られ、2アウトのランナー2塁に。

続くバッターは9番片貝亜斗夢くん(3年)。
彼は県大会を通して、ヒットが無い。
最後の夏、1本決めたいところでレフト方向へ打ち上げてしまう。
ダメかと思いきや、それが守備の隙間へポトンと落ち、勝ち越しのヒットになった。
初出場で奇跡の逆転勝利か?

続くバッターもセンター前へヒット。
2アウトでランナーは1-2塁。
続くバッターはここでアウトになり、チェンジ。

(裏)今治西は1番バッター見乗くんからスタート。
好打順だが、空振り3振に打ち取られてしまう。
続くバッターは厳しいコースを見送ってストライク。2アウトに。
3番バッターは合田くん。
確実にヒットを打って繋げたいシーンだが、フライを取られて試合終了。

初出場の健大高崎高校は7-6で見事に甲子園初勝利。
そして、あのおかしな校歌。Be Together〜♪

メロディーは悪くないのになぁ。
校歌の歌詞にBe TogetherとWOW WOWはねぇだろ。


逆転に次ぐ逆転、素晴らしい第一試合でした。
両チームとも、本当にお疲れさまでした。

【心のMVP】
健大高崎の柳澤くん(5点獲得)、今治西のキャプテン有友くん(ぶっちぎりファインプレイ)、作詞の冬杜花代子さん。
今治西のピッチャー矢野敦士くんもよく投げたね。



【第1日 第2試合】

金沢(石川) − 伊勢工業(三重)

解説:廣瀬 寛(岐阜高校→立教大→トヨタ自動車キャッチャー・監督)
アナウンサー:小野塚康之

金沢は海鮮が美味しいんだよなぁ。
俺の中では、金沢って女性の傷心一人旅で行く土地ってイメージ。
違ったら言って下さい。もう締め切りましたけど。


金沢は3年ぶり13回目。石川県50チームの代表校。
あの松井らを輩出した名門・星稜高校を準決勝で破っての出場になる。
県大会では準々決勝以降、全て5点以上を入れている。
開会式で選手宣誓をした石田翔太主将のチームだ。
釜田という県大会で16奪三振をした良いピッチャーがいるらしい。

伊勢工業は23年ぶり2回目。65チームの代表校。
金沢とほぼ同じくらいの成績で県大会を上がってきている。
スライダーが素晴らしい左ピッチャーの中川という選手がいるらしい。

データだけを見る限り、金沢の方が力がありそうな気がする。
いや、なんとなくだけど。

≪1回≫
(表)1番バッターは打率5割で県大会は10本のヒットを打った櫻吉くん。
しかし、試合は伊勢工業・中川投手のペースで試合が始まる。
3人とも詰まらせて打ち取り、あっさりチェンジ。

(裏)金沢はストレートが速い釜田投手。
1番バッターは上手く取ってアウト。
2番バッターが良い当たりの3ベースヒットを打ったが、まさかの2塁ベース空過(踏み忘れ)でボールを戻してアウト。
ハンデ?ハンデなの?
結局、3アウトでチェンジ。

<金沢校歌>
ここで金沢高校の校歌が流れる。
低い男声で、これは良い校歌。

≪2回≫
(表)金沢の打順は4番釜田投手からのスタート。
両チームともピッチャーが4番バッターらしい。
その釜田が上手く当ててライト前ヒット。
続くバッターがポテンヒットだが、ショートがこれをエラー。
1塁送球は間に合ったが、釜田くんに2塁を許してしまう。

続く6番バッター越田くんが長打で3ベースヒット。
釜田くんがホームに戻って先制点を獲得。

続くバッターはスクイズ失敗で3塁ランナー越田くんが挟まれ、タッチアウト。
バッターが3振でチェンジ。

<伊勢工業校歌>
なんだか風流な校歌だった。
いいなぁ、こういう校歌。
卒業しても同窓会で歌いたくなりそうな歌だわ。

(裏)伊勢工業は4番エース中川くんからの打順。
これがフェンス直撃の2ベースヒットとなる。
両チームともエースが大活躍だ。
続くバッターは県大会で10打点も入れている5番西井くん。
ヒットは右方向へ。自身はアウトだったが、中川くんを3塁に送ることに成功する。
しかし、ピッチャー釜田くんはここからキチンと抑えて3アウトチェンジ。

≪3回≫
(表)伊勢工業ピッチャー中川くんが詰まらせて取る。
3アウトチェンジ。

(裏)シングルヒットから送りバントで2塁へ。
金沢のピッチャー釜田くんは151kmストレート。速いなオイ。140km近くでも変化球を投げられる。
1番バッターの松井くんもよく付いていっていたが、フライでアウト。2アウト2塁に。
最後は詰まったフライをセンターがしっかり取って3アウトチェンジ。

≪4回≫
(表)3番4番とも詰まって内野で打ち取られる。
5番はボールをしっかり見てフォアボールを選ぶ。
続くバッターも詰まってしまうが、これを内野がエラー。2アウトランナー1-2塁。
最後は打ち上げて内野フライ。しっかり取って3アウトチェンジ。

(裏)伊勢工業も3番からの攻撃打順。
芯に当たったが、守備の正面。残念ながらアウト。
4番中川くんもフライでアウト。
5番も内野でアウト。

≪5回≫
(表)1-0で金沢リードのまま、試合はなかなか動かず。
金沢高校、最初のバッターはピッチャー前で1アウト。
続くバッターも内野ゴロがファースト正面で2アウト。
打たせて取る中川くんは絶好調のようだ。
続くバッターも三振でチェンジ。
良いピッチャーだなぁ。

(裏)釜田くんもあっさり3アウトを取ってチェンジ。
両チームとも、本当に良いエースを持っている。

≪6回≫
(表)またも中川くんが詰まらせて1アウト。
またも詰まらせる内野ゴロが続き、2アウト。
3人目は4番バッターでエースの釜田くん。ライト方向へのヒットで出塁。
続くバッターも同じ方向へヒット。これで2アウトランナー1-3塁。

ここで2回表に先取点を決めるタイムリーを打った越田くんの打順に。
彼はまたもやってくれた。レフト方向へ高々と上げた3ランホームラン。
これで4-0と金沢高校が大きくリード。
続くバッターはフォアボールで出塁するも盗塁を刺されてチェンジ。

(裏)伊勢工業の攻撃。1人目はレフトフライ。
まだ釜田投手は149km出ている。2人目も三振に打ち取る。
3人目もすんなりフライを取ってチェンジ。

≪7回≫
(表)金沢は8番バッターが2ベースヒット。
9番がそれを送って3塁へ。1アウト・ランナー3塁。
続くバッターが打った球はピッチャー中川くんがキャッチ。
走り始めていた3塁ランナーを冷静に追い詰めてアウト。2アウト・ランナー1塁。
続くバッターをセンターフライで打ち取り、チェンジ。

(裏)伊勢工業の打順は4番ピッチャー中川くん。
ここで金沢の4番ピッチャー釜田くんは152kmの剛速球でストレート勝負。
負けられないという気迫が伝わってくる。
最後は中川くんが冷静に見極め、フォアボールを選んだ。
続くバッターは立て続けに三振でチェンジ。
大量リードが後押ししているのか、釜田くんの調子はどんどん上がっている。

≪8回≫
(表)金沢の攻撃は3番バッターから。これを中川くんが内野ゴロに打ち取る。
そして、4番エースの釜田がショートを抜けるヒット。
続くバッターは5番主将の石田くん。ここで釜田くんが盗塁に成功。2塁に進む。
キャプテン石田くんがヒット。ランナー1-3塁に。

伊勢工業はここでピッチャーを平谷に交代。
中川くんとは相性が悪い6番の越田くん(今試合4打点)を避けたい考えだ。
ピッチャー→センター→ライト→レフトとポジションをズラし、レフトが抜けた。

6番越田くんはセーフティースクイズ失敗。
平谷くんがキャッチ。どさくさに紛れて1塁ランナーが盗塁。これで2アウト2-3塁へ。
続くバッターが詰まってフライ。チェンジへ。

(裏)さて、攻守ともに絶好調の釜田投手。
3人目をあっさり打ち取ってチェンジ。

≪9回≫
(表)金沢は1番バッター櫻吉くんから。
伊勢工業は代打が出たので、中川くんが再びマウンドへ。外野のポジションもまたズレて戻った。
3人をきっちりと抑えてチェンジ。

(裏)伊勢工業も1番バッターから。
その先頭バッター松井くんが見事に三遊間ヒットを打ち、出塁。
続く橋本くんも同じ方向へヒット。これでランナーは1-2塁。
釜田くんはこれで100球。
続くバッターが打った球をピッチャー釜田くんが弾いてセカンドが捕球、2塁でアウト。
1アウト1-3塁へ。

ここでバッターが4番エース中川くん。
試合の行方はこのエース対決にかかっている。
勝負は釜田くんに軍配が上がった。
148km、得意のストレートで三振をもぎとる。
これで勝負あったか。

2アウト1-3塁。
2ストライクを取った時に釜田くんに笑顔が浮かんだ。
勝利を確信したのだろうか。

最後はストレートの三振。
素晴らしい投球だった。

【心のMVP】
金沢エース4番釜田くん、伊勢工業エース4番中川くん、金沢6番越田くん(4点獲得)


第二試合は素晴らしいエース対決だった。
釜田くん、中川くんの分まで頑張って!

解説の廣瀬さんも言っていたが、4点差があっても接戦に感じられた。
ひっくり返ることがあってもおかしくないくらい、実力は伯仲していたように思える。


【第1日 第3試合】

日南学園(宮崎) − 聖光学院(福島)

解説:村本 忠秀(元NTT西日本監督)
アナウンサー:坂梨 哲士

日南学園は4年ぶり6回目の出場。宮崎県50チームの代表。
県大会は接戦で勝って来た。
右の剛腕が多い宮崎県大会を攻略してきたので、右投手に強いらしい。

聖光学院は5年連続8回目の出場。87チームの代表。
福島県大会では6試合でわずかに2失点。得点は47得点。
エースの歳内の奪三振数は9イニング平均15.6個。
2008年の夏以降、県内の公式戦では負けが無いという。
県内61連勝中のムチャクチャなバケモノチーム。
ただ、東日本震災の影響で公式戦は去年の秋以来になるらしい。

データだけを見ると、大量得点で聖光学院が勝利する予感。
んなこたないか。


≪1回≫
(表)聖光学院エース・歳内くんの決め球はスプリットフィンガードファストボール。
フォークよりも速い球速で小さく落ちる球種であるらしい。
ワンバウンドしたりするので、キャッチャー福田くんはこれを体を張って止めなければならない。
日南学園、最初の攻撃は2人目のバッターがフォアボールで出塁。
1塁に出ていたランナーが盗塁を図るも、キャッチャーの素晴らしい送球でアウト。

その直後、3番バッターが左中間に心地良い快音を飛ばす。
これで2アウトランナー2塁でバッターは4番草清くんへ。
ワイルドピッチで2塁ランナーが3塁へ。
どうも球がまだ定まらないようだ。緊張のせいだろうか。
しかし、最後はストレートでしのいだ。

(裏)ストレートとスライダーでタイミングを外す作戦の日南学園エース古市くん。
聖光学院は1番バッターも2番バッターもサイトウユウキくん。字が違うだけで同じ名前。
1番は左バッターの斉藤くん(3年)。2番は右バッターの斎藤くん(2年)。

1番の方は三振、2番の方はセンター前ヒットで出塁。
続くバッターは球が定まらずにフォアボール。1アウト1-2塁。
県大会で8打点を取っている4番バッター打率.444の芳賀くんの打順は残念ながらフライでアウト。
5番バッター打率5割のキャッチャー福田くんの打順もセンターフライ。チェンジ。


<日南学園校歌>
最後だけ語呂が悪い校歌だった。
「日南学園〜♪」じゃなくて、「日南学園高等学校〜♪」で終わる歌にした方が良かったんじゃないか。

≪2回≫
(表)うーむ、聖光学院キャッチャー福田くんは取るの大変そうだなぁ。
スプリットフィンガードファストボールはリスクもデカくないかねぇ…。
三振を2つ取った後、すっぽ抜けた球がデッドボール。
しかし、その後もなんだかんだで5つ目の三振を取っている。

<聖光学院校歌>
キレイにまとめたなぁ。
メロディと歌詞がキチンと合っていた。
校歌では聖光学院の勝ちだな。←勝ち?笑

(裏)三振で1アウトの後、バントで出塁。
バントを取りに行こうとしたファーストのベースカバーが遅れた結果だった。
そのランナーが盗塁して、2塁に進む。そして、さらに次で3塁も盗む。1アウト・ランナー3塁。
これは先取点は聖光学院かと思われたが、その後は3バント失敗とセンターフライでチェンジ。

≪3回≫
(表)この回でようやく聖光学院エース・歳内くんの投球が良くなってきたように思える。
2人を三振に打ち取り、続くバッターは打たせて取るつもりが取れなかった。
続くバッターは三遊間ヒット。これで1-2塁。それでも、三振を取れるだろう。

と思っていたら、レフトフライと思った打球が風で思ったよりも伸び、
さらに逆光が眩しかったのか、レフトがこれを取りこぼして2ベースヒットに。
日南学園が2点を先制。なんという意外な展開。
内野ゴロで3アウトになり、チェンジ。

(裏)1番斉藤くんが内野ゴロ。2番斎藤くんはレフト方向に2ベースヒット。
3番の遠藤くんは良い当たりだったが、セカンド正面でダブルプレー。チェンジに。

≪4回≫
(表)日南学園6番の武元くんがいきなり三遊間を打ち抜くヒット。ノーアウトのランナーが出る。
7番は当然ながら送りバント狙い。しかし、なかなか当てられないのがスプリットフィンガードファストボール。
狙いは外れ、3バント失敗になってしまう。
続くバッターはフォアボールで出塁。1アウト1-2塁に。
9番の古市くんがレフトフライに倒れ、2アウト。
続くバッターの三遊間を抜けるヒットで3塁ベースを蹴ったが、好返球でアウト。
うーん、ちょっと欲張ったような気がする。

(裏)聖光学院の攻撃は4番芳賀くんから。しかし、打球はセカンド正面でアウト。
続くバッターも内野ゴロでアウト。聖光学院はなかなかチャンスが来ない。悪い流れを断ち切りたいところだ。
3人目の打者はセンター前ヒット。2アウト1塁。
4人目がファーストに内野ゴロでチェンジ。

≪5回≫
(表)聖光学院エース・歳内くんの投球数はここまでで70球。
内野ゴロが続いて2アウト。
続くバッターは4番草清くん。1-2塁間を抜けるヒットを打つ。
続くバッター山本くんも1-2塁間を抜けるヒットでランナーは1-2塁へ。

ここで聖光学院キャッチャー福田くんが手を伸ばし過ぎて打撃妨害と判定されてしまう。
バットが手首に当たり、痛さでうずくまる福田くん。大丈夫か。
なんにしても、打撃妨害とされ、ランナーは満塁に。

ワイルドピッチでランナーが周り、1点を追加。
日南学園はリードを広げ、3-0でランナーは2-3塁へ。
キャッチャー福田くんの手首が心配だが…大丈夫なのかな?
続く打者は内野ゴロでチェンジ。

(裏)8番バッターはフォアボールで出塁。
続く9番バッター・エースの歳内くんは送りバント成功で1アウト・ランナー2塁へ。
続く1番バッター3年生の斉藤くんがフェンス直撃の3ベースヒット。1点を返して、3-1に。
2番バッター2年の斎藤くんは振り逃げするも、あえなくアウト。3番も内野ゴロでアウトになり、チェンジ。

≪6回≫
(表)聖光学院エース・歳内くんが2人を振らせて2アウト。
しかし、ここでまた福田くんのミットがバットに当たる打撃妨害で1塁へ。
続いてのバッターもバットがミットに当たり、打撃妨害3つ目でランナーは1-2塁。
ピンチかと思いきや、続くバッターはピッチャー正面のゴロでチェンジに。

(裏)最初の打者がフォアボール。さらに盗塁で2塁へ。
次の打者も連続フォアボールでノーアウト1-2塁。

ここで日南学園はピッチャー古市くんを交代。
交代した投手は右サイドハンドの村田くん。
県大会では4試合のうち16回に出場で失点はなし。

迎えるバッターは6番の川合くん。
3塁側に送りバントが成功。良い仕事でした。
これで1アウト2-3塁。

続くバッターの内野ゴロをショートが取ってバックホーム。
クロスプレーでなんとかアウトを取る。
2アウトランナー1-3塁。続くバッターがファールフライでアウト。チェンジに。

≪7回≫
(表)聖光学院エース・歳内くんの調子が上がってきていた。
三振、内野ゴロ、内野ゴロと3人で終わらせる。
3人目の内野ゴロはサードのナイスカバーでアウトを取った。
守備も盤石であるようだ。

(裏)6回に代わった村田投手はよく帽子が脱げる。3回に2回は脱げてる。サイズが合ってないのかな。
9番バッターは内野ゴロ、続く1番の足の速い3年の斉藤くんはフォアボール。
ランナーを背負った村田くんは落ち着かない様子。これでまたもフォアボール。1アウト1-2塁。

続くバッターがライト前ヒット。2塁ランナーはホームへ。2点目を取る。
さらにライトの送球はバックホームできずにバッターランナーに当たり、ランナーは2-3塁へと進む。
これで試合は3-2と少し追い上げ、1アウトでランナー2-3塁。聖光学院は逆転のチャンス。

ここで4番バッター芳賀くんの登場。
1-2塁間のヒットはセカンドが取りこぼしてしまい、3塁ランナーがホームへ入って同点に追いつく。
いよいよ、聖光学院の本領発揮か。まだ1アウトでランナーは1-3塁。チャンスは続く。

5番バッターはキャッチャー福田くん。
打撃妨害で3回もミットにバットが当たったが大丈夫なのか。逆転のスクイズ狙いのようだ。
2回のスクイズ失敗で、ライト方向への犠牲フライを上げる。これで逆転。やったね、福田くん。
試合は3-4、2アウトでランナーは1塁。

7番バッター川合くんの応援歌は「昔の友は今も友〜俺とおまえと大五郎〜♪」だった。
ちょっとウケた。(ちなみに川合くんの名前は祥太朗だった)
その川合くんは三遊間へのヒット。ランナーは1-2塁へ。
続くバッターはファウルフライを取られてチェンジ。

≪8回≫
(表)ショートのエラーでランナー1塁からのスタート。続くバッターがバントで2塁へ送る。
続くバッターは6回に交代した村田くんの初打席。
これがサード方向への犠打となって、ランナーが3塁へ。
だが、聖光学院のピッチャー歳内くんが抑えてチェンジ。

(裏)8番バッターからのスタート。キャプテンがフライをしっかり取って1アウト。
9番バッターはエースの歳内くん。対するピッチャーは相変わらず帽子が脱げる村田くん。もう帽子が真っ黒。
日南学園のショートが素晴らしいキャッチで内野ゴロに打ち取る。2アウト。

続くバッターは1番3年の方の斉藤ユウキくん。
レフト方向へのフライをサードと外野が2人で追ってこぼしてしまう。これで2塁へ。
最後はライト方向へのフライでチェンジ。さぁ、いよいよ9回だ。

≪9回≫
(表)3-4で聖光学院リードで迎える9回。
日南学園のバッターは2番谷口くんから。これを三振に打ち取る聖光学院エースの歳内くん。
続く3番バッターは「俺がやってやるよ」と言わんばかりの表情で執念のヒットで1塁へ。
そして、4番バッター草清くんがライト方向への強烈なヒット。ランナー1-3塁でどんでん返しのチャンスを繋ぐ。
3塁まで走った3番バッターの全力ダッシュは胸が熱くなるものがあった。

気合いの入った雄叫びを上げる、5番バッター山本くん。そうだ、おまえがやってやれ!
と思ったら、聖光学院が3回目のタイムを取った。せっかく気合い入れたのにねぇ。笑
再び、「ヨッシャァァ!」と気合いを入れる山本くん。気迫に溢れる表情だ。かっ飛ばしてやれ!
力強いフルスイング。2ストライクからなんとかファールで合わせる。一発はあるのか。
これはワクワクしてきた。県大会では20打数11安打を打っている山本くんならありうる。
3連続でファール。合わせてくる山本くん。

最後はキャッチャーがこぼして振り逃げをしようとするが、
ルールで1アウト以下で1塁ランナーがいる場面は振り逃げが認められないので、三振。
これで2アウト1-3塁。

ここで6番3年武元くん。最後の夏がここで終わるのか、まだ続くのか。
聖光学院ピッチャーの歳内くんはそろそろ140球。しかし、まだ139km出ている。
ボールを指で挟んで投げる球はスプリットフィンガードファストボール。
しかし、これがまたもやワンバウンドのワイルドピッチとなってしまい、三振の振り逃げで1塁に走る武元くん。
3塁ランナーはベースに滑り込んで同点を獲得。追いついてしまった。試合は4-4。ランナーは1-2塁。
続いてのバッターは内野ゴロに打ち取りチェンジ。

(裏)裏に入ったばかりのところで録画が終わっていた。マジでいい加減にしろし。
Youtubeで続きを見てみると、同点のまま延長10回裏に聖光学院エースの歳内くんがサヨナラヒットを打っていた。
そして、歳内くんはこの試合、16奪三振を記録していた。

この2チームは同じホテルに宿泊しているらしい。
最後はお互いの健闘を称え合って、日南学園の夏が終わった。

白熱した素晴らしい試合だった。
日南学園は来年も出てきてくれるかなぁ。


【心のMVP】
聖光学院エースの歳内くん


2日目のレビューは書き次第アップしまーす。
| 有也 | スポーツ | 23:07 | comments(3) |
ゴールパフォーマンスで一言。
危なくね?
:解説:
昔っから思っていた事がある。

サッカーでゴールした後のパフォーマンス。
アレって体力のムダじゃね?

特にアレ。
ゴールを決めた人のところに走って行って飛び乗るのは危険だと思うんだが。
飛び乗ってバランス崩して落ちたり、飛び乗られた方が準備できてなくてコケたり。

そもそも、あんなパフォーマンスをしてたら余計な体力を使うんじゃね?

これぐらいの動きならまだしも、


こんな人とか、


こんな人たちとか、


この人たちはふざけすぎ。



しかし、これによって鼓舞されて士気が上昇するのかな。
うーむ。

ゴールした後に興奮して走り寄ってくるチームメイトを「落ちつけ。」と制止して、
「OK、もう1点取りに行こう。さっきの左サイド、パス出せなかったけどダッシュのタイミング完璧だったよ。」
なんてクールに言っちゃう人はあんまりいないんだろうか。


試合を観ている時にゴールを決めた人が嬉しさで走り出すのを見ると、
「おいおい、体力少ないんだからダッシュすんなよ…。」って思っちゃう。

しかし、パフォーマンスでファンが盛り上がって応援に熱が入るのは良い気がするな。
全くパフォーマンスをしなかったら盛り上がれないだろうし。


Jリーグが出来たばかりの頃、ヴェルディにいたビスマルクっていう選手は、
ゴールを決めた時、静かに眉間を指でつまんでひざまずき、神に祈りを捧げてたなぁ。

あれは良かった。


ちなみに、英語ではGoal Celebration(ゴール・セレブレイション)と言うらしい。
為になったね。
| 有也 | スポーツ | 23:55 | comments(5) |
川下りで一言。
ケツがぁ〜!
:解説:

赤井と多摩川をゴムボートで下る旅。


「ラフティングしたくないですか?」
「あんなもんに1万円近くも払うなんてくだらん。自分でゴムボート買って下った方がいい。」

そんな他愛もない会話を実行に移してしまった。


今回のスタート地点はここである。
IMGP2476

地図で言うと、ココ。
大きな地図で見る


ここに下ってくるところは近くに美術館があって、その有料駐車場になっているところだった。
有料駐車場の入り口には入らず、川の方に行く途中で荷物を下ろしていたら、
駐車場の管理をしているジジイがいきなりトップギアで絡んできた。

「ここは荷物の積み下ろしはダメですよ!完全に個人ですから!」

どうやら、私有地ってことを言いたいらしい。
ここでダブルアクションポンプで空気を入れて、車で持ち帰ってもらおうと思ったのだが、
さすがにそれは諦めて備え付けのポンプだけでなんとかすることにした。

手間取っていると、またジジイがうるさそうだ。
「んじゃ、これだけでいいや。」
最低限の荷物を持って、いざ川へ。


ドンキホーテで購入したゴムボート1980円。
IMGP2475

後にわかるのだが、このボートを選んだのは正解だった。
さすが、アウトドア好きのアメリカ人が作っただけある。(訴訟大国アメリカINTEX社の製品)

ケータイなんかはジップロックを2重にして入れておく。
それでも水没したら、それはそれ。


備え付けの小さいポンプで空気を入れていると、かなり時間がかかった。
10分ぐらいはずっと空気入れをしていたと思う。

坂を下ってくる手前で空気を入れて、担ぎながら歩いて下りてきた方が良かったかもしれない。
そうすれば、ジジイに文句を言われてイラッとすることもなかった。(ジジイの血圧も上がらなかった)

「ダブルアクションポンプなら、引いても押しても空気が入るのに…。」
「あのジジイ、やたらと絡んできましたね。笑」
「来世会ったらブチ殺してやる。笑」

そんな会話をしていると、上流の方からカヌーで下ってくる人たちを発見した。
スイースイーと自在に動いている。
「あれは動きが速くていいナァ。」

俺らが眺めていると、軽く会釈をされた。
応じて会釈をすると、ゴムボートを指された。
「それで下るの?」
「はい。」
「どこまで行くの?」
「河辺(8駅先)ぐらいまで行こうと思います。」
「えぇっ?そんなに行くの!?」

驚かれてしまった。
駅の感覚は短いから、そこまで大変な旅にはならないと思うんだが。
そんなに危険なポイントが多いんだろうか。

「そこって岩がいっぱいあるんですか?」
見える範囲を指すと、岩のあるポイントを教えてくれた。

「そこは行けるんだけど、その次は流れの真ん中に岩があるから危ないね。」
「なるほど。」
「そこは歩いてパスした方がいいかもしれない。」
「わかりました。ありがとうございます。」


そんなこんなで、いざ出発。
赤井に指示しながら進むが、指示した通りに漕がないというアクシデント発生。

「漕げって!」
「いや、突っ込んだ方が面白いです。笑」
「面白くねぇ!死ぬぞ!早く漕げ!あっ、もう間に合わない!笑」

ザパーン

流れに呑まれたけど、そこはなんとかなった。
転覆しなかったのが割と奇跡なくらいに大揺れだった。

「一旦、そこの岸辺に付けるぞ…。」
そして、ちゃんとルート決めをしないと流れに呑まれて非常に危険だということを説明。

「ちゃんと漕げよ?」
「はい。笑」
「おい、前フリとかじゃねぇからな。笑」

そうこうしていると、カヌー部隊と再会。
「行かないの?」
「いや、こいつがふざけて漕がないもので。笑」
「あはは。でも、そこはパスした方がいいよ。危ないから。」
「わかりました。」

対岸に渡れば、歩けるポイントがあるとのことなので、そこまで漕ぐことにした。
「…ちゃんと漕げよ?」
「わかりました。」
「ホントかよ。笑」

そこはさすがに激流だったからか、ちゃんと指示通りに漕いで渡った。
IMGP2480

だが、その後も赤井は何度も指示を無視したり、指示した方向と反対に漕いだりで、
何度もゴムボートは転覆し、荷物ごと川に放り出されてしまったのだった。

転覆回数は5回。
そのうち3回は赤井が原因だった。

しかし、振り返ってみると、その3回はいずれも大したことはなかった。
せいぜいボートが流され、自分も流されているうちに岩に足を1回打ちつけた程度。

ホントに危険だったのは3回目の転覆だった。
「このぐらいの流れならいけるか。」と下った先がものすごいスピードになっていて、
そのままの勢いで岩に思い切りぶつかって、岩の下に引き込まれる形で転覆。
流れの早さは過去最大級で、逆らうことが一切できなかった。

俺の頭が流されてくるゴムボートと岩にガガガっと挟まれて、
『こりゃマジで死んじゃうんじゃないかな』と思ったくらいだ。

その時にオールから手を放してしまい、オールはその激流の渦に巻き込まれてしまった。
俺たちは命からがらボートにしがみついて岸まで泳ぎ着いた。

「あー、オールがハマってしまった…。」
「…取り行きます?」
「俺、取ってくるわ。ボート見てて。」
「はい。」

仕方なく歩いて取りに行くものの、流れが早すぎて身の危険を感じた。
あんなに流れの早い渦に入ったら出て来れないかもしれない。
疲れて力尽きたら終わりだ。

ボートで行くか?
いや、流れが早すぎて制御できないし、オールが1本ではムリだ。

一度、岸に戻って作戦を練り直そうと思っていると、
オールが渦を逃れて本流に出てきていた。

「あっ!オールが!」
少し下流で待機していた赤井にオールが流されたことを伝えると、赤井にはオールが見えていないようだった。

「どこですか?」
「そこ、そこ!」

俺も急いで岸を歩いて戻って、すぐにボートに乗りこんだ。
次の激流ポイントに入るのが先か、それともオールを手にするのが先か。
ギリギリの攻防だった。

手で必死に掻いて進むと、流れの早いポイントに着く直前でなんとかオールをゲット。
オールの柄で岩を押し、なんとか激突を避けることに成功した。

「ちょっとそこに付けて休むか…。」
「そうしますか。」

岸に付けて一休み。
IMGP2482

地図でいうとこの辺。
大きな地図で見る


ここは以前、原チャリで見に来た辺りだ。
川でサーフィンできるポイントがないかなーって思ってきた場所だわ。
2009年9月6日のブログに書いてある。

前もってセブンイレブンで買ってジップロックに入れておいたおにぎりを食べて休憩。
かなり消耗したような気がするが、恐ろしいことにまだ2駅分しか進んでいなかった。
(この時点ではそれに気付いていない)


休憩が終わって出発した時、ちょっと怖れていたポイントにさしかかった。
以前、GoogleMapで見たが、ここは確か『三段堤』というポイントがあるのだ。

堰き止められた堤が三段になっているとのことだった。
実際にどんな風に堰きとめられているかはよくわからないが。

「まぁ、なんとかなるか…。」
「はい。」
そんなこんなで無謀にも挑んでみる。

行ってみると、そこは右端を通れば何とかやり過ごせるようなカンジだった。
他はコンクリートで堰き止められていて白波立っていた。
左カーブだからと、事前に右に寄っておいて良かった。


また少し行くと、大学生くらいの子が4人いて、そのうちの1人がこっちに気付いて手を振ってきた。
「お〜〜〜〜い!」
5mくらいしか離れてないし、手を振るほど遠い距離じゃないんだけど。笑

そこは乗ってあげることにした。
「お〜〜〜〜い!」

すると、その彼が断崖を指さして言った。
「あ!あんなところに自殺志願者がいる!」

振り返ると、ホントに崖の上に人がいた。
IMGP2484

え?飛びこむの?
大丈夫なの?

あ、ホントに飛んだ!
IMGP2485

なかなかのチャレンジャーだった。
そんなに深いのかな、あそこ。

彼らに別れを告げ、俺らは川下りを続けることにした。
流れも緩やかで、なんだかちょっぴりディズニーランドの『カリブの海賊』に乗ってるような気分になってきた。

こんな流れで岩ゴツゴツのところもあるけどね。
IMGP2486

流れが早い時に岩がケツにゴンと突き上げてくるのを食らうと、
ホントにオシリが割れるんじゃないかってほど痛い。

「ケツがぁー!」と何度叫んだかわからない。
次回やるならケツパッドなどの対策が必要だと思う。
スノボでシリモチをつくのも痛いけど、これもそれ以上に痛い。
アイスバーンどころか、完全に岩だし。

こういう流れの緩やかなところだと風流でいいんだけどね。
それはそれで刺激も薄いんだよね。
IMGP2487


最大のケツ割れポイントはここだった。
右端の白波が立ってる辺り。ガツンガツンきた。
IMGP2488

「もっと安全に、岸を歩くべきところは歩かなきゃダメだ。ドラクエでいうと『いのちだいじに』で。」
「え、『ガンガンいこうぜ』じゃないんですか。」
「いかねぇわ。ケツ痛ぇわ。笑」


そんなわけで、ちょっと歩いたりもしていたのだが、
途中で水中から固そうな枝がいっぱい出ているポイントに遭遇した。

「あの枝だけは避けたいな。乗ったらすぐに漕いで避けよう。」
しかし、流れが思ったよりも早くて、漕ぐのが追いつかなかった。

その結果、グサグサと突き刺さる枝。
ゴムボートの底に3ヶ所も穴が開いて浸水してしまった。

IMGP2490

「うわぁ!穴が!」
「あぁ…もうダメか…。」
「もうちょいで俺の脚に刺さるところでしたよ。笑」
「うーむ…。(それより先に進めるかどうかを心配してる)」

赤井が足で押さえながら、たまに水を外に流したりもして、
なんとかダマシダマシ進んでいくことにした。

出発が13:00、ボートに穴が開いたのが16:30だった。
完全にアウトになるまでは進むしかない。

IMGP2491


正直、このボートは底の部分に空気が入っていようといなかろうと、あまり関係無い。
中に水が溜まろうと、少し重くなる程度でどうということはなかった。
メインになる周りの浮き輪部分が生きていれば助かるのだ。

ホントに丈夫で素晴らしいボートだった。
外周部は穴を開けようとしても、なかなか開かないくらいだ。

IMGP2492


そろそろ日も暮れそうだが、なんとか目的地に到着しそうだ。
しかし、こんな風に川幅が広いと全体的に浅くなってしまうので非常に困る。

IMGP2495

そこそこの深さがあれば、岩はなんとかやり過ごせるのだが、
全体的に浅くとにっちもさっちもいかなくてイヤになる。

カミナリ注意報が出ていたらしいが、なんとか天気も崩れずにもってくれた。
曇り空のおかげで日焼けもしなくて済んだ。(一応、ラッシュガードは着ていたが)


出発したのが13:00。
ボートに穴が開いたのが16:30。
ゴールは19:00。

実に6時間にも及ぶ長旅になってしまった。
オールを漕ぎ続けて腕の筋肉を使うだけでなく、ボートの上でバランスを取るために腰の筋肉も使う。
さらにケツを打ち過ぎてズキズキするし、気付かないうちに指の切り傷が2か所。赤井はスネに切り傷。

思っていた以上にハードな旅になってしまった。
次回はもうちょっと対策をしなければ。



【次回に向けてのまとめ】

ゴムボートの底を補強して、もうちょっと浮力を付けようと思う。
大きいプチプチシートとアルミレジャーシートを巻きつければいいかもしれない。
防水テープも必要だ。絶対に必要だ。

ケータイは防水の機種にすべきだと思った。
もしくは、ちゃんとした防水ケースを買うべきかもしれない。
今回は水に浸からず平気だったが、衝撃で壊れることも考えられる。

今回は無事だったが、やっぱり救命胴衣はあった方が良かったかもしれない。
ホントにヤバそうなシーンは1度だけだったけど、あるとないとでは安心感も違ったと思う。

簡易ヘルメットもあった方がいいかもしれない。
落下した時に岩に頭を打たなかったのは運が良かっただけかもしれない。

俺はアクアシューズを履いていたが、アクアシューズでも川底の石は痛い。
もうちょっと頑丈なシューズの方が良かったかもしれない。
アウトドア用品店で今度探してみよう。


ボートを急に下りた時に左足の筋を痛めてしまったらしく、
1日経った今、歩いているとアキレス健の少し上の辺りがズキズキする。

歩かなければどうということはないので、しばらく安静にして様子を見ようと思う。
出発する時に軽い柔軟体操はしたけど、足りなかったのかもしれない。
次回は気をつけねば。
| 有也 | スポーツ | 14:58 | comments(4) |
ワールドカップ ドイツ×スペイン戦で一言。
ドイツが負けた…。
:解説:
今日も深夜3時から弟と一緒に観戦。
ドイツの圧勝だろうと思いきや、スペインの守りが思った以上に堅い。

ドイツは思ったように攻撃をさせてもらえず、
スペインの鉄壁の守りとパスサッカーに翻弄されるばかり。

ボール支配率はスペインが圧倒的に上だった。
ただ、スペインも決定的なパスがちっとも繋がらない。

両者、一進一退の攻防が後半まで続いて、
コーナーキックに走り込んでのヘディングシュートでスペインが先制。
それを守り切ってスペインが勝利した。

ワールドカップ得点王まで、あと1点に迫っていたドイツのクローゼだが、
今回は常に2人のマークでとことん封じられていて、活躍の場が無し。

ドイツはミュラーの欠場が無ければ違ったんだろうけどねぇ…。
累積警告とか…もうつまんねぇからよせよ、そのルール…。冷めるわ…。


そんなわけで、オランダ×スペインが決勝戦になった。

もっとドイツの活躍を見たかった…。
まぁ、3位決定戦があるから、もう1回見れるんだけどね。

決勝戦はどちらが勝っても初のW杯チャンピオン。
個人的にはドイツを破ったスペインを応援したい。

3位決定戦は7月10日20:30から。
決勝戦は7月10日20:30から。


さて、すごく関係無いけど、セブンイレブンのつけ麺にハマっている。
いや、ハマってるって言うほどハマってはいないけど。

冷凍食品のコーナーで売ってるヤツ。
他にも大勝軒のつけ麺や、六厘舎のつけ麺もあるんだけど、ちょっと割高なんだよね。
セブンプレミアムのつけ麺にかつお粉を入れればそれっぽくなるし、
わざわざムダに高い金を出して有名店の喰う必要が無い。
あっちも食べたんだけど、そんなに大差無いんだよね。

今日はそれに牛丼の具を少しと小松菜のお浸しを添えて食べた。
普段は具無しで食べてるんだけど、やっぱ具があると良いね。
あぁ、焼海苔も入れれば良かったかもしれない。

あぁ、関係無いけどギョーザが食べたい。
味の素の冷凍ギョーザでもいいんだけどね。

なんか自家製でスゲェ美味いの食べちゃうとねぇ…。
自分で作れればいいんだけどね。

なんか手際良く美味い料理を作れる人っていいよなぁ。
栗原はるみさんとか憧れるわ。
| 有也 | スポーツ | 23:16 | comments(4) |
W杯 日本×パラグアイの報道で一言。
じゃあ触れるなし。笑
:解説:
日本代表ベスト16バンザイ!
そう祝いたいくらい、素晴らしい活躍だった。

23時キックオフで前半後半0-0のまま延長戦に突入、
そして、延長戦も引き分けた末にPK、そして敗北。

3人目のキッカー、DF駒野のシュートはゴールバー上に当たって外れ、
それ以外の選手は敵味方ともに全員シュートを決め、パラグアイの勝利が決定した。

責任を感じて泣き崩れる駒野。
彼を慰めるメンバー。


ネットや報道の反応はまちまちだったが、
「駒野は悪くない。むしろ、みんなであそこまでよく頑張った。」
「誰も駒野を責めることはできない。」
「駒野だけの責任ではない。」


なんやかんやでみんなが駒野駒野と言っていた。
本当に駒野のせいじゃないと思ってるなら、口にしないだろ。

もう触れないでやれよ。


いやぁ、良かったね。ベスト16。
燃えたよねぇ、昨日のゲームは。

あわよくば勝てそうだったよね。
4年後に期待だな、こりゃ。
| 有也 | スポーツ | 16:57 | comments(6) |
W杯・イングランド×ドイツ戦を見て一言。
ドイツゥー!
:解説:
イングランド×ドイツ戦はどちらも果敢に攻めていて、
今回のワールドカップの中でも素晴らしい試合だった。

なぜかドイツを応援していた俺。

最初にゴールを決めたのはドイツ。
ゴールキックからのボールをそのままシュートして、あっという間にゴール。

俺はビールを飲みながらお菓子を食べていて、
ゴールキックの合間に手を洗おうと席を立った時の出来事だった。

そのまま、勢いに乗ったドイツがさらに猛攻。
イングランドも最高のヘディングシュートで1点取り返し、試合は1-2に。

その1-2の時に疑惑のノーゴールがあり、すごくモヤッとした展開になった。
イングランドがシュートしたボールは上のゴールバーに当たってスピンがかかり、
完全にゴールラインを割ってからキーパーの方に戻ってきた。
ドイツのキーパーがそれをキャッチし、審判はノーゴールの判定。
試合はそのまま続行された。

誰がどう見ても完全にゴール。
だけど、審判の判断は絶対だ。

「このまま試合が終わったら、後味が悪いなぁ…。」

せめて、この後も1点は決めて欲しい。
そうすれば、「あれがゴールの判定だったら勝敗は違ったはずだ!」などと、
イングランド人が憤る事もないだろうと思うのだ。

実は1966年にもイングランド×ドイツ戦で疑惑のゴールがあり、
その時はドイツが割を食っていたらしいのだ。
(イングランドのシュートがゴールラインを割ってないのにゴールになった)
歴史的に見れば、今回のでおあいこなんだね。

でも、ドイツはそこからさらに2点のゴールを決めて、
試合は1-4でドイツの快勝に終わった。

疑惑のゴールから、イングランドに嫌な空気が流れた結果かもしれないけど、
1点差とかじゃなかったおかげで、とりあえずは一段落な気がする。

しかし、今回のワールドカップは審判にムラがあるような…。
やたらとイエローカードを出す審判もいたよねぇ…。


火曜の23時からは日本×パラグアイ戦。
優勝候補と名高い強豪パラグアイ。

日本代表が決勝トーナメントに進めると思ってなかった俺は、
「日本は3連敗して、自分らの技術の無さを自覚した方がいい。」とか言ってたけど、
ここまで活躍してたら、ゴメンナサイしなきゃいけない気分になってきた。笑

日本代表が勝っても負けても健闘を心から称えたい。
心から応援する事で謝罪に代えようと思う。
| 有也 | スポーツ | 23:55 | comments(4) |
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高校1年生の頃、早く処女を捨てたかった。
周りの子はみんなどんどん『済ませて』行ってた。

「え〜まだしてないの?」
そう言われるのが嫌だった。
私一人がおいてきぼりにされてるような気がしてた。

「早く処女を捨てなきゃ」
そんな焦りを感じてた。

(第一話『おいてきぼり』)
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有也
 
お金もない。
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私はこれからどうやって生きていけばいいんだろう。
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とりあえず、新宿まで来たけど寝るトコもない。
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(―はじめに―より)
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人生はクソだった。
 
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誰かと深く関わるのは嫌だった。
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不幸の遺伝子で作られた俺は、
大事な人を側に置いちゃいけねぇんだ。
 
 
(冒頭より抜粋)