2011.08.17 Wednesday
第93回全国高校野球選手権大会5日目で一言。
もうやめてあげて!
:解説:
今日も今日とて、苦行をする。
なんか、甲子園を見ていたらプロ野球も見たくなってきた。
なにこのベースボールマジック。
第93回全国高校野球選手権大会5日目
【第1試合】
日本文理(新潟) - 日大三高(西東京)
日大三高は西東京119チームの代表。
「練習は嘘を付かない」をモットーに励んできた。
西東京大会では大量得点をして圧勝して勝ち進んだ。
決勝で名門・早稲田実業を2-1と僅差で破っての甲子園出場。
打率.377、得点数1試合平均10点。ウルトラ強豪校だ。春の選抜では4位。
2年ぶり14回目の出場。
日本文理は新潟92チームの代表。
新潟県大会は準々決勝と決勝でサヨナラ勝ちをして勝ち進んできた。
打率.348となかなか良い。
2年ぶり6回目の出場。
解説:長野哲也
実況:三瓶宏志
<日本文理高校歌>
鳥肌立った。良い校歌だなぁ。
ちょっと奥さん、今まで聴いた中でも上位だけど。
<日大三高校歌>
なかなか良い校歌だった。
こちらも割と上位に入る校歌だと思う。
2裏、日本文理が打った3塁打は中継の乱れでランニングホームランに。一気に2点。
4表、キャッチャーの球はセカンドとショートとの連携が合わず、後ろへ。この間に日大三高3塁ホームイン。
続くライトへのタイムリーヒットで同点。
5表、日大三高2番金子くんが1-2塁間ヒット、ライトがこぼして2塁ランナーがホームイン。勝ち越しの点に。
さらにキャプテン畔上くんが素晴らしい当たりのツーランホームランで2点。滞空時間の長いホームランだった。
6表、バントで繋いだランナーがショート横を抜けるヒットでホームイン。6-2にリードを広げる日大三高。
6裏、日本文理も痛烈なレフトヒットで1点を返す。
7表、日大三高のさらなる猛攻が始まった。4番横尾くんがパワフルなヒットを打ち、サードのグローブを弾く。
サード「バッ、バカなっ!」 横尾くん「フフッ、取れるまい…。」←気持ち的に(笑
さらに5番高山くんがライトへのテクニカルヒット。6番菅沼くんがさらに送りバントで2-3塁に進ませる。
続くヒットのホームインが刺されて、2アウト1-2塁へ。
しかし、ここで8番吉永くんのタイムリースリーベースヒット。8-3に広げる。
続いてもフォアボールで進塁し、猛攻の手を休めない。ワイルドピッチでホームイン。
『ホームは間に合わないな…』と気が緩んだのか、日本文理捕手はダッシュもしない。
その間に、1塁ランナーも3塁へ。もうダメだ、これは勝負あったわ。センター前ヒットでさらに追加点。10-3。
もう日本文理の心が折れてる。見る価値が無くなってしまった。
9表、ライト方向へのタイムリースリーベースヒット。さらにライト方向へのタイムリーツーベースヒット。12-3。
しかも、まだノーアウトなんだぜ…。もうやめて!日本文理のライフはもう0よ!
そして、バッターは4番左門豊作…じゃなかった、横尾くん。キッチリ外野フライで仕事をこなす。
この子、プロ入りするんじゃないだろうか。13-3。
そして、満面の笑顔でバッターボックスに立つ6番菅沼くん。トドメのセンター前タイムリーで14-3。
9裏、最後はライト高山くんが滑り込みながらのミラクルキャッチ。
いやぁ、日大三高スゴイわ。
全員安打。
これは2回戦も楽しみだ。
やる前後は苦行に感じるんだけど、やってる最中は割と楽しい。
これもベースボールマジック。
【第2試合】
開星(島根) - 柳井学園(山口)
解説:杉本真吾
実況:中村泰人
開星は島根39チームの代表。
去年は初戦で仙台育英に9回で逆転負け。
犠打はほとんどせず、フルスイングでホームラン9本を打って勝ち進んできている。
キャッチャーが甲子園に入ってから手を痛めたため、キャプテンがキャッチャーになる。
キャプテンは県大会でも少しキャッチャーをやったらしく、サインの相性も良いらしいので問題無しか。
ピッチャーがデカイ。ホームランバッターみたいな体格してるな…と思ったら、県大会で3本打ってる。笑
2年連続8回目の出場。
柳井学園は山口60チームの代表。
かなりの低得点、低失点で進出してきている。
相手より1点多く取り、それを守り勝つ試合をするようだ。
エースがヒジを痛めたが、代わりにエースになった2年生ピッチャーの矢澤がものすごい活躍を見せたらしい。
甲子園は今回が初出場。
なんだかすごく対照的で面白い組み合わせだなぁ。
ホームランを打たれるか打たれないか、そこが問題だ。
<柳井学園高校歌>
なかなか悪くない。
しかし、インパクトも特に無い。無難な校歌だ。
<開星高校歌>
モヤッとするくらいテンポが悪い。
その癖に、最後に溜めがある。イラッとする歌だ。
そして、学校名は入れようよ。
開星ピッチャー白根くんは良い球を投げるなぁ…。
「三球でキメてやるぜ!」と言わんばかりの球。力のあるストレートがズバンと唸る。
フォークもガクンと落ちる。ムチャクチャなんですけど。
お母さんが『暴れ回って来い』とメールで送ると、『はーい。』と返事が来たらしい。
柳井学園ピッチャーの矢澤もすごく良い球を投げるなぁ。
すごい制球力だわ。ホントに上手い。
解説の杉本さんと実況の中村さんの呼吸が合わなすぎてウケた。
前半、2人の話がカブりすぎ。笑
開星2番秋国くんの応援歌はジュディマリの『そばかす』だった。
しかも、みんな歌ってる。ちょっとウケた。笑
柳井学園のユニフォームに『Ryugaku』と書いてあるので、
なんでかなーと思っていたんだが、柳をリュウと読むからか。
柳学でヤナガクじゃなく、リュウガクか。シブイね。
4裏、開星2アウト3ボール満塁。
ギリギリ低めの落ちるボールでストライクを取り、ピッチャーゴロに打ち取る柳井学園矢澤くん。
シビれる投球だった。強いピッチャーだわ。
『犠打をほとんどしない開星』とタカをくくっていたせいか、
6裏に1アウト2-3塁から初球スクイズで先制点を奪われる柳井学園。
さらにパスボールで追加点を取られてしまう。
ミスの続く柳井学園はタイムを取って気を引き締め直す。
続く浅めの犠牲フライでもダッシュでホームイン。3点目を取る開星。
7裏、開星は繋げた後に会心のタイムリーヒットで追加点。
ギリギリの点差でしか勝ってこなかった柳井学園にとってはキツイかな。
フォアボールを出さない開星ピッチャー白根くん。
8回を終えて、まだ100球といったところか。
去年の甲子園で、初戦の9回裏に逆転負けした悔しさを忘れずに練習をしてきた。
同じ過ちは繰り返さない。そう誓って最終回のマウンドに上がる白根くん。
白根くんがリキみすぎないよう、キャッチャーとしてリードするキャプテン。
対する柳井学園は代打を出してくる。
ここで白根くんはリキんでしまったのか、デッドボールを出す。この試合、四死球は初だ。
空振り三振で、あと1人。「ここで抑えろ!白根!」なんかちょっぴり感情移入してしまう。
2アウト、出てきたバッターは柳井学園エースで4番の矢澤くん。なんという運命か。
彼を抑えて勝てたら超気持ち良いだろうなぁ。
ここで内野ゴロに打ち取り、白根くんが甲子園初勝利を決めた。
しかも、完封、ノーアウトのランナーは1人も出してない。
そして、あのモヤッとする校歌が流れる。
ムダに溜めんな。笑
<心のMVP>
開星ピッチャー白根くん
2回戦も頑張ってね!
ところで、甲子園って留年した人も出れるのかなぁ?と思って調べてみると、
満18歳以下、高校在籍3年以下じゃないと出れないらしい。
ちゃんとルールで明確になっていた。
【第3試合】
新湊(富山) - 龍谷大平安(京都)
解説:竹中円
実況:石川洋
新湊は富山49チームの代表。
打率も良く、大量得点で勝ってきているが、失点も多い。
キャプテン袴谷くんのお父さんも甲子園で4番ファーストで活躍したらしい。
袴谷くんのお父さんは4年前に亡くなったが、その時代のピッチャーが今の森監督であるらしい。
なんだか、そういうストーリーを聞くと胸が熱くなるな。
12年ぶり5回目。
龍谷大平安は京都78チームの代表。
打率も良く、本塁打もなかなか打っている。
2年ぶり31回目。
ヤバイ。
もう試合開始するだけで胸が熱くなってきた。
高校野球いいね。
『タッチ』と『H2』と『おおきく振りかぶって』を読んだ影響かコレ。
少しずつ野球マンガを読んでおいて良かったかもしれん。
新湊の1番加藤くんの打率.680はダテじゃなかった。引っ掛けるようなゴロ。でも、俊足でセーフ。
そして、2番は県大会で犠打6つを記録している放生くん。彼がこれをキッチリ繋ぐ。ほぼミスが無いらしい。
こういう風に1・2番が完璧に機能したら仲間は心強いよねぇ。
だが、3・4番は三振に倒れる。
亡くなったお父さんの思いを胸に、マウンドに上がる袴谷くん。
マンガだったら、現役時代のお父さんがファーストに見えちゃうシーン。
1球目から緩い変化球で内野ゴロに打ち取ってスタート。続くバッターも内野ゴロに打ち取る。
1-3塁まで行くも三振。お互いに譲らない。
<新湊高校歌>
最後のトコはいいんだけど、序盤がグダグダ。
学校名は入れようよ。
なんかファミコン『たけしの挑戦状』でカラオケに出てくる『あめふるしんかいち』みたい。笑
わかる人いねぇよな…。
<龍谷大平安高校歌>
こっちは平均して悪くないが、盛り上げ部分がない。
そして、学校名を入れようよ。
うーん、校歌は引き分けで。
お互いに何度かチャンスは迎えるものの、得点にはならず。
均衡を破ったのは6回、新湊が繋げてタイムリーで先生点をもぎ取る。
しかし、その裏で龍谷大平安の高橋くんが豪快なスイングからのホームランで同点に追いつく。
8回表、またしても新湊の猛攻が来る。
スクイズとおもいきやヒッティングでタイムリーを勝ち取る。
そして、1アウト満塁のフルカウント。ここでまさかの3バントスクイズで1点を追加。
もう1点はギリギリでキャッチャーがタッチ阻止した。
8回裏、逆転のチャンスを掴むも、ここは新湊が抑える。
9回表、ワイルドピッチからノーアウト3塁に。そして、センター前タイムリーヒット。4点目に。
9回裏、最高のチャンスでタッチアップがちょっと早かったということでアウトに。なんという…。
そして、そのまま龍谷大平安のチャンスは終わった。試合終了。
なんだかやるせない試合だったな…。
でも、あれが得点になっていても逆転はムリだったと思う。
キャプテン袴谷くんのお父さんと一緒に甲子園に出場した森監督の談話。
「12年前も同じ8月10日だったんですよね…。」
新湊の袴谷くん、良かったね!
お父さんの墓前に笑顔で報告できるね!
これにて第5日目終了。
:解説:
今日も今日とて、苦行をする。
なんか、甲子園を見ていたらプロ野球も見たくなってきた。
なにこのベースボールマジック。
第93回全国高校野球選手権大会5日目
【第1試合】
日本文理(新潟) - 日大三高(西東京)
日大三高は西東京119チームの代表。
「練習は嘘を付かない」をモットーに励んできた。
西東京大会では大量得点をして圧勝して勝ち進んだ。
決勝で名門・早稲田実業を2-1と僅差で破っての甲子園出場。
打率.377、得点数1試合平均10点。ウルトラ強豪校だ。春の選抜では4位。
2年ぶり14回目の出場。
日本文理は新潟92チームの代表。
新潟県大会は準々決勝と決勝でサヨナラ勝ちをして勝ち進んできた。
打率.348となかなか良い。
2年ぶり6回目の出場。
解説:長野哲也
実況:三瓶宏志
<日本文理高校歌>
鳥肌立った。良い校歌だなぁ。
ちょっと奥さん、今まで聴いた中でも上位だけど。
<日大三高校歌>
なかなか良い校歌だった。
こちらも割と上位に入る校歌だと思う。
2裏、日本文理が打った3塁打は中継の乱れでランニングホームランに。一気に2点。
4表、キャッチャーの球はセカンドとショートとの連携が合わず、後ろへ。この間に日大三高3塁ホームイン。
続くライトへのタイムリーヒットで同点。
5表、日大三高2番金子くんが1-2塁間ヒット、ライトがこぼして2塁ランナーがホームイン。勝ち越しの点に。
さらにキャプテン畔上くんが素晴らしい当たりのツーランホームランで2点。滞空時間の長いホームランだった。
6表、バントで繋いだランナーがショート横を抜けるヒットでホームイン。6-2にリードを広げる日大三高。
6裏、日本文理も痛烈なレフトヒットで1点を返す。
7表、日大三高のさらなる猛攻が始まった。4番横尾くんがパワフルなヒットを打ち、サードのグローブを弾く。
サード「バッ、バカなっ!」 横尾くん「フフッ、取れるまい…。」←気持ち的に(笑
さらに5番高山くんがライトへのテクニカルヒット。6番菅沼くんがさらに送りバントで2-3塁に進ませる。
続くヒットのホームインが刺されて、2アウト1-2塁へ。
しかし、ここで8番吉永くんのタイムリースリーベースヒット。8-3に広げる。
続いてもフォアボールで進塁し、猛攻の手を休めない。ワイルドピッチでホームイン。
『ホームは間に合わないな…』と気が緩んだのか、日本文理捕手はダッシュもしない。
その間に、1塁ランナーも3塁へ。もうダメだ、これは勝負あったわ。センター前ヒットでさらに追加点。10-3。
もう日本文理の心が折れてる。見る価値が無くなってしまった。
9表、ライト方向へのタイムリースリーベースヒット。さらにライト方向へのタイムリーツーベースヒット。12-3。
しかも、まだノーアウトなんだぜ…。もうやめて!日本文理のライフはもう0よ!
そして、バッターは4番左門豊作…じゃなかった、横尾くん。キッチリ外野フライで仕事をこなす。
この子、プロ入りするんじゃないだろうか。13-3。
そして、満面の笑顔でバッターボックスに立つ6番菅沼くん。トドメのセンター前タイムリーで14-3。
9裏、最後はライト高山くんが滑り込みながらのミラクルキャッチ。
いやぁ、日大三高スゴイわ。
全員安打。
これは2回戦も楽しみだ。
やる前後は苦行に感じるんだけど、やってる最中は割と楽しい。
これもベースボールマジック。
【第2試合】
開星(島根) - 柳井学園(山口)
解説:杉本真吾
実況:中村泰人
開星は島根39チームの代表。
去年は初戦で仙台育英に9回で逆転負け。
犠打はほとんどせず、フルスイングでホームラン9本を打って勝ち進んできている。
キャッチャーが甲子園に入ってから手を痛めたため、キャプテンがキャッチャーになる。
キャプテンは県大会でも少しキャッチャーをやったらしく、サインの相性も良いらしいので問題無しか。
ピッチャーがデカイ。ホームランバッターみたいな体格してるな…と思ったら、県大会で3本打ってる。笑
2年連続8回目の出場。
柳井学園は山口60チームの代表。
かなりの低得点、低失点で進出してきている。
相手より1点多く取り、それを守り勝つ試合をするようだ。
エースがヒジを痛めたが、代わりにエースになった2年生ピッチャーの矢澤がものすごい活躍を見せたらしい。
甲子園は今回が初出場。
なんだかすごく対照的で面白い組み合わせだなぁ。
ホームランを打たれるか打たれないか、そこが問題だ。
<柳井学園高校歌>
なかなか悪くない。
しかし、インパクトも特に無い。無難な校歌だ。
<開星高校歌>
モヤッとするくらいテンポが悪い。
その癖に、最後に溜めがある。イラッとする歌だ。
そして、学校名は入れようよ。
開星ピッチャー白根くんは良い球を投げるなぁ…。
「三球でキメてやるぜ!」と言わんばかりの球。力のあるストレートがズバンと唸る。
フォークもガクンと落ちる。ムチャクチャなんですけど。
お母さんが『暴れ回って来い』とメールで送ると、『はーい。』と返事が来たらしい。
柳井学園ピッチャーの矢澤もすごく良い球を投げるなぁ。
すごい制球力だわ。ホントに上手い。
解説の杉本さんと実況の中村さんの呼吸が合わなすぎてウケた。
前半、2人の話がカブりすぎ。笑
開星2番秋国くんの応援歌はジュディマリの『そばかす』だった。
しかも、みんな歌ってる。ちょっとウケた。笑
柳井学園のユニフォームに『Ryugaku』と書いてあるので、
なんでかなーと思っていたんだが、柳をリュウと読むからか。
柳学でヤナガクじゃなく、リュウガクか。シブイね。
4裏、開星2アウト3ボール満塁。
ギリギリ低めの落ちるボールでストライクを取り、ピッチャーゴロに打ち取る柳井学園矢澤くん。
シビれる投球だった。強いピッチャーだわ。
『犠打をほとんどしない開星』とタカをくくっていたせいか、
6裏に1アウト2-3塁から初球スクイズで先制点を奪われる柳井学園。
さらにパスボールで追加点を取られてしまう。
ミスの続く柳井学園はタイムを取って気を引き締め直す。
続く浅めの犠牲フライでもダッシュでホームイン。3点目を取る開星。
7裏、開星は繋げた後に会心のタイムリーヒットで追加点。
ギリギリの点差でしか勝ってこなかった柳井学園にとってはキツイかな。
フォアボールを出さない開星ピッチャー白根くん。
8回を終えて、まだ100球といったところか。
去年の甲子園で、初戦の9回裏に逆転負けした悔しさを忘れずに練習をしてきた。
同じ過ちは繰り返さない。そう誓って最終回のマウンドに上がる白根くん。
白根くんがリキみすぎないよう、キャッチャーとしてリードするキャプテン。
対する柳井学園は代打を出してくる。
ここで白根くんはリキんでしまったのか、デッドボールを出す。この試合、四死球は初だ。
空振り三振で、あと1人。「ここで抑えろ!白根!」なんかちょっぴり感情移入してしまう。
2アウト、出てきたバッターは柳井学園エースで4番の矢澤くん。なんという運命か。
彼を抑えて勝てたら超気持ち良いだろうなぁ。
ここで内野ゴロに打ち取り、白根くんが甲子園初勝利を決めた。
しかも、完封、ノーアウトのランナーは1人も出してない。
そして、あのモヤッとする校歌が流れる。
ムダに溜めんな。笑
<心のMVP>
開星ピッチャー白根くん
2回戦も頑張ってね!
ところで、甲子園って留年した人も出れるのかなぁ?と思って調べてみると、
満18歳以下、高校在籍3年以下じゃないと出れないらしい。
ちゃんとルールで明確になっていた。
【第3試合】
新湊(富山) - 龍谷大平安(京都)
解説:竹中円
実況:石川洋
新湊は富山49チームの代表。
打率も良く、大量得点で勝ってきているが、失点も多い。
キャプテン袴谷くんのお父さんも甲子園で4番ファーストで活躍したらしい。
袴谷くんのお父さんは4年前に亡くなったが、その時代のピッチャーが今の森監督であるらしい。
なんだか、そういうストーリーを聞くと胸が熱くなるな。
12年ぶり5回目。
龍谷大平安は京都78チームの代表。
打率も良く、本塁打もなかなか打っている。
2年ぶり31回目。
ヤバイ。
もう試合開始するだけで胸が熱くなってきた。
高校野球いいね。
『タッチ』と『H2』と『おおきく振りかぶって』を読んだ影響かコレ。
少しずつ野球マンガを読んでおいて良かったかもしれん。
新湊の1番加藤くんの打率.680はダテじゃなかった。引っ掛けるようなゴロ。でも、俊足でセーフ。
そして、2番は県大会で犠打6つを記録している放生くん。彼がこれをキッチリ繋ぐ。ほぼミスが無いらしい。
こういう風に1・2番が完璧に機能したら仲間は心強いよねぇ。
だが、3・4番は三振に倒れる。
亡くなったお父さんの思いを胸に、マウンドに上がる袴谷くん。
マンガだったら、現役時代のお父さんがファーストに見えちゃうシーン。
1球目から緩い変化球で内野ゴロに打ち取ってスタート。続くバッターも内野ゴロに打ち取る。
1-3塁まで行くも三振。お互いに譲らない。
<新湊高校歌>
最後のトコはいいんだけど、序盤がグダグダ。
学校名は入れようよ。
なんかファミコン『たけしの挑戦状』でカラオケに出てくる『あめふるしんかいち』みたい。笑
わかる人いねぇよな…。
<龍谷大平安高校歌>
こっちは平均して悪くないが、盛り上げ部分がない。
そして、学校名を入れようよ。
うーん、校歌は引き分けで。
お互いに何度かチャンスは迎えるものの、得点にはならず。
均衡を破ったのは6回、新湊が繋げてタイムリーで先生点をもぎ取る。
しかし、その裏で龍谷大平安の高橋くんが豪快なスイングからのホームランで同点に追いつく。
8回表、またしても新湊の猛攻が来る。
スクイズとおもいきやヒッティングでタイムリーを勝ち取る。
そして、1アウト満塁のフルカウント。ここでまさかの3バントスクイズで1点を追加。
もう1点はギリギリでキャッチャーがタッチ阻止した。
8回裏、逆転のチャンスを掴むも、ここは新湊が抑える。
9回表、ワイルドピッチからノーアウト3塁に。そして、センター前タイムリーヒット。4点目に。
9回裏、最高のチャンスでタッチアップがちょっと早かったということでアウトに。なんという…。
そして、そのまま龍谷大平安のチャンスは終わった。試合終了。
なんだかやるせない試合だったな…。
でも、あれが得点になっていても逆転はムリだったと思う。
キャプテン袴谷くんのお父さんと一緒に甲子園に出場した森監督の談話。
「12年前も同じ8月10日だったんですよね…。」
新湊の袴谷くん、良かったね!
お父さんの墓前に笑顔で報告できるね!
これにて第5日目終了。