2012.03.25 Sunday
葉山で一言。
風が強いな…。
:解説:
そんなわけで釣りに行ってきた。
いや…、正確に言うとそれは釣りではなかったかもしれない。
場所は、今回も葉山。
前から決めていた大潮の前後だ。
赤井も一応誘ったが、「逗子ですか?遠いから辞めときます。」とのこと。
「横浜辺りの釣り堀ならいいですよ。」と言っていたが、それは俺がお断りだ。
ってか、横浜から近いんだけどな、逗子。
まぁ、今回は1人で行こうと思っていたので、何ら問題無い。
本命は春先のティップランエギングだ。
それは赤井も巻き込もうと思っている。
津田沼からも海は割と近いのだが、さすがに東京湾沿いで採った魚介類を食べる気にはならない。
あまり知られてないが、東京湾河口は放射性物質のホットスポットになっていて、そのレベルも福島県クラスらしい。
なんかあちこちから流れてきた放射性物質が河口の泥に溜まっちゃってるようだ。
福島近辺と同レベルになってしまう理由は、都心近郊は山野が少ないため。
アスファルトばかりの都会では、放射性物質も降り注いだ場所に溜まることはなく、雨水に流されて川に辿り着く。
そして、河口付近の泥にセシウムが溜まる、ということらしい。
今年の千葉県船橋市の海浜公園は放射性物質の対策にも力を入れているらしく、
放射性物質不検出の中国産アサリを撒き、砂と海の空間線量を測定して公表していく予定らしい。
そうなんだよね、都内近辺の潮干狩りって天然アサリじゃないんだよね。
スーパーで売ってるような中国産アサリをバラ撒いて拾わせる潮干狩り。
これいかに。
とはいえ、昨年は三浦半島の金田漁港もアサリから放射性ヨウ素などが検出されている。
葉山まで行っても、そう変わらなかったかもしれない。
しかし、今調べた神奈川県の2012年3月23日のデータによると、
県内のヒジキ(生)、ワカメ(生、天然)、イシダイ、マイワシ、アサリの放射能濃度について検査を実施したところ、
測定値はいずれも食品衛生法上の暫定規制値を下回るものであり、食べても健康に影響を与えるものではありません。
とのこと。
これらのほぼ全てが不検出、小田原産のマイワシだけが0.91Bq/kgだが、
国が定めた暫定基準値500Bq/kgも、4月から施行される新基準値100Bq/kgも大幅に下回っている。
ヨーロッパの乳幼児向けの基準値50Bq/kgも大幅に下回ってるので、余裕で大丈夫なレベル。よかったよかった。
そんなわけで、キレイな景色の葉山。
カップルが海を眺める町、葉山。
久しぶりの海。
地球のでっかい水たまり。
今、JRでは『休日お出かけパス』という切符を販売していてね。
2600円で東京近郊が乗り放題になるというお得な切符なので、今回はそれを利用したんだ。
土浦から小田原まで行って帰っても2600円。(本来は片道で2500円)
熊谷から久里浜まで行って帰っても2500円。(本来は片道で2200円)
津田沼から逗子までは1400円くらいなので、少し得になる。
何度でも途中下車できるので、あちこち行きたい時はなお便利。
逗子駅からはバス。
『森戸海岸』で下車。
今日は風が強いせいか、防風林も「ナシよ」の形に曲がっている。
いや、常に浜風が吹いているからだけど。
この辺は干潮時にタコが獲れたりするらしいのだ。
特に大潮の前後にはタコが磯に取り残されることがあるんだとか。
せっかく地元の神社に来たので、安全を祈願しておこうかな。
ふと中を見ると、生まれたばかりの赤ん坊を抱いた夫婦が祈祷してもらっていた。
多分だけど、赤ちゃんの健康を祈ってもらってるんだろう。
なので、まずはその赤ちゃんの健康を祈っておく。
ついでに今日の安全祈願もしておいた。
ゆうたろう…じゃねぇや、石原裕次郎の石碑があった。
太陽の季節に 実る
狂った果実たちの 先達
石原裕次郎を 偲んで
ダセェ。笑
作品にこじつけて書けばいいってもんじゃねぇぞ。
誰だ、これ書いたミーハーなファンは。笑
と思って調べたら、石原慎太郎都知事の自筆だった。
さすが都知事閣下。
一目見たときから素晴らしい詩だと思っていました。
裕次郎主演作であり、都知事閣下の著作でもある名作を2つもからめるとは。
いやぁ、凡人にはなかなか出来ないことです。←笑
さて、逗子駅の近くの釣具店でこんなのを買っておいた。
カニ捕獲用カゴ、通称:カニマンションだ。
これのエサ袋に冷凍オキアミの小さいパックを半ケースセット。
これは沈めて待つだけ。
その間に俺は磯を歩いて回る。
12:28が干潮の時刻だ。今回はぬかりはない。
磯はかなり広い。
いや、干潮だからか。
磯溜まりにアメフラシを発見。
かなり大きい。防水デジカメなので、水中写真を撮ってみた。
お、富士山がキレイに見える。
さすがに今の季節は雪の部分が多いな。
あちらは三崎港の方面だろうか。
清々しい景色だ。
このままボーっとしていたいが、潮が満ちてくるとここに居られなくなる。
ふと見れば、さっきまで潮干狩りの人らが10人ほどいたのに、もう2人くらいしか居なくなっている。
多分、これ以上いるとヤバイんだろう。
港に設置しておいたカニマンションは成功していた。
引き上げてみると、中にカニが2匹。
残りのエサをセットして、再度投下してみる。
何度かルアーも投げてみたけど、今日は波が高いし風も強いしでコンディションが良くない。
いや、そもそも日中はそんなに釣れないはずなんだよな。
うーん、腹が減った。
コンビニでもあればカレーヌードルが食べられるんだがなぁ。
と思っていたら港にカップラーメンの自販機が設置されていた。
空気読み過ぎだろ。
漁港とスニーカーと豚カレーうどん。
漁港にはカモメとトンビが滑空していた。
今日のような風の強い日は気持ち良いだろうな。いや、疲れるのかな?
マルチャンのカレーうどんはイマイチ。
やっぱり日清が食べたかった。
ちょっと散歩でもしようかと北にある砂浜まで行ってみると、
ウインドサーフィンやヨットがいくつも波間を走っていた。
お、東大ヨット部も。
昔はヨットなんざ興味もなかったけど、今は楽しそうだなぁと思いながら見ている。
カイトサーフィンもまたやりたいなぁ。
この辺でやってる人はいないみたいだけど。
夕まづめ(夕暮れ時:魚のご飯タイム)を狙おうかと思ったが、
今日は風が強いし、思ったより寒いからもういいやということで帰路に着いた。
津田沼から逗子までは1時間40分ほどかかる。
ただ、総武線快速・横須賀線乗り入れなので1本で帰れるのがラクチン。
あぁ、早く横浜に住みたい。
そうすれば、いつでも釣りに行けるのに。
:解説:
そんなわけで釣りに行ってきた。
いや…、正確に言うとそれは釣りではなかったかもしれない。
場所は、今回も葉山。
前から決めていた大潮の前後だ。
赤井も一応誘ったが、「逗子ですか?遠いから辞めときます。」とのこと。
「横浜辺りの釣り堀ならいいですよ。」と言っていたが、それは俺がお断りだ。
ってか、横浜から近いんだけどな、逗子。
まぁ、今回は1人で行こうと思っていたので、何ら問題無い。
本命は春先のティップランエギングだ。
それは赤井も巻き込もうと思っている。
津田沼からも海は割と近いのだが、さすがに東京湾沿いで採った魚介類を食べる気にはならない。
あまり知られてないが、東京湾河口は放射性物質のホットスポットになっていて、そのレベルも福島県クラスらしい。
なんかあちこちから流れてきた放射性物質が河口の泥に溜まっちゃってるようだ。
福島近辺と同レベルになってしまう理由は、都心近郊は山野が少ないため。
アスファルトばかりの都会では、放射性物質も降り注いだ場所に溜まることはなく、雨水に流されて川に辿り着く。
そして、河口付近の泥にセシウムが溜まる、ということらしい。
今年の千葉県船橋市の海浜公園は放射性物質の対策にも力を入れているらしく、
放射性物質不検出の中国産アサリを撒き、砂と海の空間線量を測定して公表していく予定らしい。
そうなんだよね、都内近辺の潮干狩りって天然アサリじゃないんだよね。
スーパーで売ってるような中国産アサリをバラ撒いて拾わせる潮干狩り。
これいかに。
とはいえ、昨年は三浦半島の金田漁港もアサリから放射性ヨウ素などが検出されている。
葉山まで行っても、そう変わらなかったかもしれない。
しかし、今調べた神奈川県の2012年3月23日のデータによると、
県内のヒジキ(生)、ワカメ(生、天然)、イシダイ、マイワシ、アサリの放射能濃度について検査を実施したところ、
測定値はいずれも食品衛生法上の暫定規制値を下回るものであり、食べても健康に影響を与えるものではありません。
とのこと。
これらのほぼ全てが不検出、小田原産のマイワシだけが0.91Bq/kgだが、
国が定めた暫定基準値500Bq/kgも、4月から施行される新基準値100Bq/kgも大幅に下回っている。
ヨーロッパの乳幼児向けの基準値50Bq/kgも大幅に下回ってるので、余裕で大丈夫なレベル。よかったよかった。
そんなわけで、キレイな景色の葉山。
カップルが海を眺める町、葉山。
久しぶりの海。
地球のでっかい水たまり。
今、JRでは『休日お出かけパス』という切符を販売していてね。
2600円で東京近郊が乗り放題になるというお得な切符なので、今回はそれを利用したんだ。
土浦から小田原まで行って帰っても2600円。(本来は片道で2500円)
熊谷から久里浜まで行って帰っても2500円。(本来は片道で2200円)
津田沼から逗子までは1400円くらいなので、少し得になる。
何度でも途中下車できるので、あちこち行きたい時はなお便利。
逗子駅からはバス。
『森戸海岸』で下車。
今日は風が強いせいか、防風林も「ナシよ」の形に曲がっている。
いや、常に浜風が吹いているからだけど。
この辺は干潮時にタコが獲れたりするらしいのだ。
特に大潮の前後にはタコが磯に取り残されることがあるんだとか。
せっかく地元の神社に来たので、安全を祈願しておこうかな。
ふと中を見ると、生まれたばかりの赤ん坊を抱いた夫婦が祈祷してもらっていた。
多分だけど、赤ちゃんの健康を祈ってもらってるんだろう。
なので、まずはその赤ちゃんの健康を祈っておく。
ついでに今日の安全祈願もしておいた。
ゆうたろう…じゃねぇや、石原裕次郎の石碑があった。
太陽の季節に 実る
狂った果実たちの 先達
石原裕次郎を 偲んで
ダセェ。笑
作品にこじつけて書けばいいってもんじゃねぇぞ。
誰だ、これ書いたミーハーなファンは。笑
と思って調べたら、石原慎太郎都知事の自筆だった。
さすが都知事閣下。
一目見たときから素晴らしい詩だと思っていました。
裕次郎主演作であり、都知事閣下の著作でもある名作を2つもからめるとは。
いやぁ、凡人にはなかなか出来ないことです。←笑
さて、逗子駅の近くの釣具店でこんなのを買っておいた。
カニ捕獲用カゴ、通称:カニマンションだ。
これのエサ袋に冷凍オキアミの小さいパックを半ケースセット。
これは沈めて待つだけ。
その間に俺は磯を歩いて回る。
12:28が干潮の時刻だ。今回はぬかりはない。
磯はかなり広い。
いや、干潮だからか。
磯溜まりにアメフラシを発見。
かなり大きい。防水デジカメなので、水中写真を撮ってみた。
お、富士山がキレイに見える。
さすがに今の季節は雪の部分が多いな。
あちらは三崎港の方面だろうか。
清々しい景色だ。
このままボーっとしていたいが、潮が満ちてくるとここに居られなくなる。
ふと見れば、さっきまで潮干狩りの人らが10人ほどいたのに、もう2人くらいしか居なくなっている。
多分、これ以上いるとヤバイんだろう。
港に設置しておいたカニマンションは成功していた。
引き上げてみると、中にカニが2匹。
残りのエサをセットして、再度投下してみる。
何度かルアーも投げてみたけど、今日は波が高いし風も強いしでコンディションが良くない。
いや、そもそも日中はそんなに釣れないはずなんだよな。
うーん、腹が減った。
コンビニでもあればカレーヌードルが食べられるんだがなぁ。
と思っていたら港にカップラーメンの自販機が設置されていた。
空気読み過ぎだろ。
漁港とスニーカーと豚カレーうどん。
漁港にはカモメとトンビが滑空していた。
今日のような風の強い日は気持ち良いだろうな。いや、疲れるのかな?
マルチャンのカレーうどんはイマイチ。
やっぱり日清が食べたかった。
ちょっと散歩でもしようかと北にある砂浜まで行ってみると、
ウインドサーフィンやヨットがいくつも波間を走っていた。
お、東大ヨット部も。
昔はヨットなんざ興味もなかったけど、今は楽しそうだなぁと思いながら見ている。
カイトサーフィンもまたやりたいなぁ。
この辺でやってる人はいないみたいだけど。
夕まづめ(夕暮れ時:魚のご飯タイム)を狙おうかと思ったが、
今日は風が強いし、思ったより寒いからもういいやということで帰路に着いた。
津田沼から逗子までは1時間40分ほどかかる。
ただ、総武線快速・横須賀線乗り入れなので1本で帰れるのがラクチン。
あぁ、早く横浜に住みたい。
そうすれば、いつでも釣りに行けるのに。