恋愛エキスパート有也のブログ。

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M美に一言。
押しつけになっちゃイカンぞ。
:解説:
時には、白黒ハッキリさせるだけが良いわけではない。
「別れるべき」とか「別れないべき」じゃなく。

その人の人生において何が幸せかを考えてみると、他人が介入するべきじゃないようなケースもある。



俺の友人にM美というのがいる。
その同僚、A子さんには7年間付き合っている彼氏がいる。

しかし、A子さんは彼の家に行った事が無いらしい。
彼に呼び出されたらデートをする、というカンジで既に7年が経っている。

そんな彼のことを「ちょっと勝手だよねー。」とグチったりもしている。
自分の都合で呼び出したり、ドタキャンしたりするらしい。

ちなみにA子さんは28歳前後。
A子さんの彼は40代半ば。

彼は基本的に土日が休みだが、「土日は他にやることがあって会えない」という。
そんなわけで、彼とは基本的に平日の仕事帰り、夜に会うことが多い。

彼はお盆も年末年始も忙しいらしく、A子さんと一緒に過ごすことはまずない。
一度だけ、数年前のお盆に2人で温泉宿に一泊した事がある程度。
ちゃんと休日をA子さんに割いてくれたことはないという。

A子さんは海外旅行が好きで、よく長期に渡ってバックパッカーをやっている。
しかし、そんな時でも彼から『会いたいなぁ〜』などとメールがあれば日本に帰ってきてしまう。

そんな彼が最近あまり構ってくれないらしい。
電話しても「忙しい」と切られ、メールも返事が無い。
あまりにもヒドイので、A子さんが彼にキレたらしい。

すると、その翌週にはA子さんがニコニコしながら薬指に付けた指輪を眺めていた。
指輪をイジって欲しそうなので、M美が「それどうしたのー?」と聞くと、
A子さんは嬉しそうに「彼が買ってくれたの〜。」と言ったという。

「え〜、そうなんだ〜。見せて〜。」
その指輪を見せてもらうと、M美はすぐにそれが安物の指輪であることがわかった。

さんざん放置されて、ドタキャンもされて、安い光り物でごまかされる。
そんなA子さんが不憫でしょうがなくなったM美。


そのM美が俺にこの話をしてきたのだ。
「…どう思う?」

「いやぁ…(奥さんが)いるだろ…。」
「いるよね…。」

「むしろ、子供が何人かいてもおかしくないだろ…。」
「だよね…。」

M美自身も前からそう思っていたらしく、A子さんにそれとなく言った事はあるらしい。
しかし、A子さんは以下のようなことを言って、M美の言葉を全く相手にしないらしい。

「えー?そんなわけないじゃん。笑」
「彼は忙しいからしょうがない。」
「私もそういうとこは理解してあげなきゃだし。」
「若い頃ならイヤだったかもしれないけど、もう大人だし。」
「彼のこと知らないでしょ。悪く言わないでくれない?」


M美もA子さんとケンカになるのはイヤなので、それ以上は何も言わないようにしているらしいのだが…。
なんていうか…『ダメだコイツ…早くなんとかしないと…。』ってカンジだ。

しかし、よく考えるとそれもどうなんだろう。


ここで俺とM美が手を回して彼の正体を見破ったとする。
それって本当にA子さんのためになるんだろうか。

A子さんは心のどこかでわかっているのではないか。
だとすれば、第三者が言う必要は全く無い気もする。

A子さんには彼しか希望がないのではないか。
だとすれば、彼の正体を明かしたところでA子さんは絶望してしまうかもしれない。


結局、ここで白黒付けたいと思うのって、こっちが勝手にスッキリしたいだけなんじゃないか。
物語のオチを知りたがってるだけの野次馬なんじゃないか。

A子さんが夢を見続けていられれば、それはそれでいいんじゃないか。
彼女は自分の目の前だけが幸せならそれで良いと願う人なのではないか。

だとしたら、俺らが彼を探ろうとするのはA子さんのためにはならないのではないか。
自分のスッキリしたい気持ちを押しつけるだけになってしまうのではないだろうか。


そう考えた時、『この場合の正義ってなんだろう?』という疑問が沸いた。

騙されている人に騙されていると教えることって正義なんだろうか。
本人がそれを望んでいたとしても。

『ステキな夢よ、どうか覚めないで。』って思ってる人に水を浴びせかけて、
「地獄へようこそ。これが現実だぜ。」と言うのが正義だろうか。

仮に彼の正体をバラして、A子さんが人間不信に陥ったり、精神不安定になっちゃったりしたらと思うと、
それは全然良い事である気がしない。


仮に今の“人生”ってものが全て夢だとして、
脳ミソが入れられた容器の中で永遠に夢を見せられているだけだとしたら、
そこから目を覚ますことって本当に幸せなんだろうか。

自分の目の前が幸せであれば、それでいい。
そんな風に思うのもやむを得ないような気がする。


たまに「浮気してもいいけど、絶対に私にバレないようにして欲しい」なんて言う女性がいるが、
まさにその辺のことなんじゃないかと思う。

そういう点も踏まえて考えてみると、やはりA子さんの件はこのまま放置していた方が良いような気もする。
A子さんの人生の時間を全てその彼に費やすのなら、それはそれでA子さんの自由だと思うし。


A子さんと彼がどんな結末を迎えるのか、その点はちょっと気になるが、
どんな方向でも、それがA子さんの歩む道であり、道を選ぶ権利はA子さんにしかないのだ。



これが仮にM美の恋愛だったら、話は別だ。
余計なお世話だろうがなんだろうが、俺は相手の男の素性を確かめて、
相手が家庭持ちの男だったら、M美と別れさせた上で、必要ならば相手の家庭にも悪事を知らせるだろう。

やっぱり、身内だとワケが違う。
俺にとって、A子さんは他人だ。

また、M美にとってもA子さんは単なる同僚でしかない。
M美は彼女とそれほど仲良くしたいとも思ってないし、A子さんはちょっと周りからも面倒くさがられているし。

ただ、曲がった事が嫌いなM美としては「どうしてもその相手の男が許せない」と言う。
結局は上記のような話をした上で、「許せないからこらしめるってのは自己満足でしかねぇぞ。」とクギを刺しておいた。


しかし、個人的には彼の正体を知っておきたい気がする。
「あぁ、やっぱりそうだった。」という自分の中での納得が欲しいからだが。

A子が不憫だとか不憫じゃないとかは関係無く、
真実が何かを知りたいという欲求だろう。


真実を知りたがる人、ウソでもいいから素敵な夢を見たい人。
その辺の価値観を押し付けちゃいけないように思う。

今回はそんな話。
| 有也 | 脳内Word | 03:04 | comments(11) |
私だったら、その男の正体を暴いてA子を傷つけたくないから
出来たら他の男をあてがって夢中になる様にするかな☆過去にそれで友達助けた事あるけど、さすがに7年だと厳しいよね。。私の友達は1年くらいだった気がするし、状況が全然違うよね。すみません。
| ゆか | 2011/10/02 9:38 AM |
ふつうは冷たい男性ってだけで近づかないものだけど、冷たい男性を追いかけるのが大好きな女性の場合はハマりこんでいて難しいですよね。
私もやっぱり男性を用意するかな。
でも下のケースもそうだけど、
「冷たい男性を追いかけるクセ」
「冷たい男性を好きになるクセ」
自体を治さないとまた同じことになりそう。
なんかお父さんがお母さんに冷たかったり、
お母さんにその分愛情をそそいでもらわなかったせいか、自分を粗末に扱う人間がそばにいることを許してしまうんですよね。
結局、自分を大事にできていないからそうなることはなんとなくわかっていても、
じゃあどうすれば根本治療して幸せを掴んでもらえるのかがわからない。
| まい | 2011/10/02 5:08 PM |
なんかすごい!
私も友達に相談とかされたらそのぐらい考えられる様になろう。
| あいにゃ | 2011/10/03 12:12 AM |
一番良いのは、
自分が何ゆえに心配しているかを率直に話した上で、
真実を知りたいか否か、
直接相手に訊いてしまう事でしょうね。

それ○○なんじゃない?、
という真実めいた指摘をするだけだと、
相手は保身の為に反発するし、
それによって自己暗示にかかったりするし、
そうすると、その人の真の望みも分かりづらくなる。

心配する理由を根気よく話すと、
真実を受け入れる気になってくれるというケースもあるし、
うーん。


一方的な価値観の押し付けにならない為には、
相手との対話を怠らない事と、
仮に真実を知らせる事になるなら、
その後の痛がっている相手との関わり方が、
大事なのかなーと思います。

私の場合、
相手が本当に、真に望んでいる事は何か?
という意味で真実が知りたいのかも知れないですね。
それを正義にすると思う。
| よーこ | 2011/10/03 3:44 AM |
不倫についてのブログ、
興味深かったです。

私の友達にも、
同じようなタイプに
振り回されているコがいますが、
私は彼女をいたわると同時に、
私の思ったことは何でも
伝えてます。
「地獄へようこそ」ってやつですな。

その甲斐あってかわかりませんが
彼女はたまにマシなことを
言うようになってきました。

私は相手の頭から
水をぶっかけるタイプかも。
| savetheearth | 2011/10/03 9:13 AM |
確かに事実をその子に教えてあげるのはほんとの幸せなのかって考えたけど明らかに不倫・・・

知らなければ幸せなこともあるかもしれない。

だけどきっとその子は28歳で結婚を考える年でもある。

女ならだいたいは、結婚して子供作って家を買ったりいろんな将来を考える。子供は欲しいって思うよね?

その子に事実を話さないで放置してたら、将来の計画ってやつが成立しないし、いずれ都合が悪くなったら男は女を捨てる。

目に見えてる!!

不倫男はこの付き合いを限界まで続けるつもり。

私だったら事実を話す。7年も付き合ったつもりの彼女・・・恋は盲目って言うけどそれにきずかない彼女もどうなんだろって思う。
| mana | 2011/10/04 8:38 PM |
>ゆか
A子は他の人をあてがってもムダだと思う。
上手くいってると思いこんでるから。
彼自身に不満があるわけじゃなく、彼が時間を割いてくれないことに不満があるだけだし。


>まい
そうだねぇ。冷たい男性を追いかけるのが好きな人もいるね。
男性を用意したところで、A子はそっちに行かないと思うけど。

根本から直さないと、繰り返すってのはあるね。
そこで両親にまで視点が向けられるってのは、なかなかわかってるじゃないか。
ま、今回のケースのA子の家庭環境までは知らないんだ、オイラ。
又聞きだしね。


>あいにゃ
色々と思考を巡らせる事は楽しいよ。
普段から色んな視点で色んな角度から見てみるといいよ。
親身になるとかならないとかじゃなく。


>よーこ
いやぁ、よーこさんがベストアンサーだわ。
さすがだね。うんうん。

ちなみに、心配する理由をM美が話したところで、
A子は聞く耳を持たなかったようだが。笑
M美はただの同僚だからそうなるんだろうけどね。

M美や俺は部外者なので、そこまでケツ持ちができないのが難点。
関係無いけど、南天のど飴食べたい。笑

俺は面白そうだから真実を知らせて修羅場にしたい。
その修羅場でどれだけ往生際が悪くなるか、その辺も気になる。
そうです。悪趣味なのです。


>savetheearth
不倫かどうかはまだ確定じゃないけどな。笑

俺の言う「地獄へようこそ」は証拠を掴んで告げ口するという意味だ。
ちょっと解釈が違ってるよ。


>mana
知らなければ幸せなこともあるかもしれないよね。
ちなみに、A子は結婚のことは考えてません。(と言っている)
ま、それも彼に刷り込まれただけなんだろうけどね。

俺的にも読者的にも真実を知りたいところだが…。
これの続きが今後書かれるかどうかは未定。
| 有也 | 2011/10/05 7:59 AM |
ただの同僚だったらニラニラしながら生温かく見守るかな。
性格悪いかな?w
面白いじゃんwww
むしろ、修羅場希望みたいな。
バレて奥さん乗り込んで来ないかな?みたいな。

友達だったら、男が既婚者だったら現実に引き戻してあげるかな。
現実教えても戻って来なかったらその友達ともさようなら。
既婚者じゃなかったら本人に任せるけど。
結婚することだけが幸せになる方法じゃないと思うし。

この話の続きあるといいなぁwww
| リカ | 2011/10/06 11:00 AM |
>リカ
「むしろ、修羅場希望」だなんて…。
気が合うじゃないか。笑
俺は奥さんとの三者面談をスネークしたい。笑

これがM美だったら、その男の奥さんにバラすかな。
その上で、こっちの味方に引き入れて、男を呼び出す。
そして、四者面談。←増えた(笑

続きは無いかもしれん。
まだわかんないけど。
| 有也 | 2011/10/07 12:00 AM |
相手にとってはそれが幸せとゆうこと…。

自分の気持ちを整理たいだけ。

何が正しいとか分からんなります。
何を信じていればいいのか…とか…

愛の形はいろいろ。

有也さんはやっぱすごいや。
| けい | 2011/10/09 12:37 AM |
>けい
色々と考えるキッカケになったようだな。
自分の正しいと思う選択をするしかない。
責任を取るのは自分だ。
| 有也 | 2011/10/12 1:25 PM |







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(冒頭より抜粋)