2014.05.16 Friday
見送りで一言。
頑張っておいで。
:解説:
彼女が語学留学のため、オーストラリアへ出発した。
留学期間は10ヶ月なので、帰ってくるのは来年の3月半ばくらいになるようだ。
直前になって随分とバタバタしていたが、なんとか予定通りに出発。
空港での見送りもちゃんと予定通りに出来た。
「無事に着くかな…。」
そんな心配をしながら、だんだん小さくなっていく飛行機を見守っていた。
先週末のことだった。
彼女が何日かに渡って「オナカ痛い」と言っていた。
それでかかりつけの婦人科に行ったら、血液検査の結果があまり良くなかったらしく、
「すぐにでも精密な検査が必要です。」と総合病院の紹介状を書かれたとのこと。
最近飲み始めたピルの影響か、「血栓症、もしくは卵巣の炎症、もしくは妊娠・流産してるかも」と言われたらしい。
「ピルを正しく服用しているのに、妊娠の可能性なんてあるのか??」と思っていたら、
彼女は「最初は病院で貰ったのを飲んでたけど、その後はネットで安く売ってたピルを買って飲んでた」とのこと。
「怪しすぎるだろ…。ニセモノだったらどうするんだよ…。」と言うと、
かかりつけのお医者さんにも「毒だったらどうするのアナタ。」と怒られたとのこと。そらそうだ。
「木曜日に病院行こう。俺も着いて行くから。」と言うと、
「きっと大丈夫だよ!^^」などと根拠のない自信を見せる彼女。
「お願いだから検査受けて。何かあったら心配だから。検査費用は出すから。」と促し、
俺は俺で、すぐに名古屋まで車を飛ばした。それが13日火曜日の話。
結局、14日水曜日の午前中に紹介状を書いてもらった総合病院に行き、
半日がかりで検査を受けてもらった結果、特に何も無かった。
神は信じてないけど、祈った甲斐があったというものだ。
彼女とずっと一緒にいるつもりだから、妊娠は全然良いけど、その他の病気は本当に怖い。
彼女に何かあったらと思うと、気が気ではなかった。
多分、軽い炎症があったのかもしれないが、前日に処方された抗生剤でだいぶ治っていたようだ。
とはいえ、血栓症のリスクはまだ高いんじゃないかと心配だったので、
『玉ねぎを食べたら血がサラサラになるから、リスクも下がるんじゃないか?』と思い、
その日のランチビュッフェなどでも玉ねぎを食べるよう薦めておいた。
彼女が食べたのは半玉にも満たない程度だけど。
「何も無くて良かったね。検査を受けてくれてありがとう。」と言うと、
「ううん、ついてきてくれてありがとう。」と彼女。
彼女は本当に可愛い。最近、ますます可愛い。
妊娠してなかったのが少しガッカリするくらい。笑
いや、でも順序が…いや、でも遅かれ早かれ(以下略
15日木曜日、彼女は翌日昼の便で関西国際空港からオーストラリアに向かうため、一緒に車で大阪へ。
その途中、名古屋水族館に立ち寄った。
彼女は火曜日、俺があげたダイオウグソクムシのストラップなどが付いたイヤホンジャックを電車で落としたらしく、
ちょっぴり凹んでいたので、それをもう一度買うことにしたのだ。
残念なことにダイオウグソクムシのストラップは無かったが、
俺が彼女にもらったオオサンショウウオと同じシリーズのベルーガがあった。
彼女はつい最近、友達と名古屋港水族館に行って、「ベルーガが可愛かった!」としきりに言っていたので、
逃げたダイオウグソクムシよりもベルーガのストラップで良かったかもしれない。
彼女がとても嬉しそうにしていて可愛かった。食べちゃいたい。笑

名古屋港水族館に立ち寄った後は、東名阪道〜名阪国道〜西名阪道〜阪和道と走り、
俺の家がある堺市は通り過ぎて、そのまま予約しておいた空港近くのホテルへ。
留学前、最後の夜に過ごすのは俺の家でも良かったけれど、
当日の空港に着くまでに大渋滞とかがあったら困るし、
近場のホテルなら、翌日もリムジンバスでスッと空港に行ける。
その方が便利だし、彼女も安心なんじゃないかと思って予約しておいたのだ。
予約したのは、『関西エアポートワシントンホテル』というところだった。
iPhoneで検索して出たので、「名前からして空港にも近いんだろうし、ここでいいや。」と、
場所もあまりよくわかってない状態で予約したのだが、このホテルはりんくうタウン駅に直結していた。
この辺はこないだ2人で遊びに来たばかりので、彼女もちょっと嬉しそうにしていた。
可愛い。食べちゃえ。笑
彼女を後ろから抱っこしつつ、NHKの朝ドラを観るのが2人の幸せなので、
俺の家でここ数日の録画を追った方がよかったかなぁとも考えた。
だけど、よく考えたら朝ドラはネットでも観れるのだ。
ホテルに着いたのは17時くらいだった。
そこから少し部屋でイチャイチャして、足りない小物を買いにショッピングモール・シークルへ。
ホストファミリーにあげる品や文房具、化粧品などを買った後、少しオナカが空いてきたので、
前回来た時、チラッと見て話題にしたイタリアンビュッフェの店へ。
ここはピザだのパスタだのウインナーだのジェラートだのイタリア料理が食べ放題。
しかも、時間無制限。
なので、前回来た時に「ここで1日過ごせるわー。」とか冗談を言っていたのだ。
(多分、ウチの兄貴も同じ発想をすると思うのだ)
「ここにする?」と彼女が言い、「そうしようか。」と入った。
内容的に俺が好きそうな店だし、前に話していた店だから、
多分、彼女は俺のために「ここにする?」と言ってくれたのだと思う。
彼女がその時に食べたかったかどうかは別として。うーむ、カワイイやつめ。
とりあえず、彼女の血液をサラサラにするために、またオニオンサラダを薦めておいた。笑
ご飯を食べ終わって、なんだかとてもラブい雰囲気でホテルに戻った。
次の日から10ヶ月会えなくなるという実感はまだ全然無かった。
それよりも、なんか2人でプチ旅行にでも来ているかのような感覚になっていた。
寝たら時間がもったいない。
だけど、明日は寝坊できない。
国際線は2時間前には空港にチェックインしていないといけないから。
そんなこんなで、寝たのは0時くらいだったと思う。
翌朝、目が覚めたのは6時半くらいだった。
「良かった。時間はまだたっぷりある。」というわけで、朝のイチャイチャ。
「あ、そうだ。朝ドラをiPhoneで観よう。」
観ていなかった2日分を『気ままにYoutube』で観終わると、ちょうどその日の朝ドラが始まった。
朝ドラが観終わった後も、ギリギリまでイチャイチャしていた。
そして、9:35にホテルのシャトルバスに乗って空港へ。
空港のチェックインを済ませた後、2階ロビーのベンチに並んで座って、
肩を抱いて寄り添ったまま、1時間が経過。
なんだかとても幸せな時間だった。
「そろそろ時間だね。」
見送る人が来れるのは手荷物検査のところまで。
「じゃあ気を付けて行っておいで。」
「うん。」
彼女が俺から見える位置の列に並んで手荷物検査を受けたので、
手荷物検査を受けて、それが終わって出発口に向かうまで、ずっと見守ることができた。
彼女がエスカレーターを下るところまで見送って、すぐに俺は空港の1Fに向かった。
この場で「行っちゃった…」などと、ボーっとしてはいられない。
展望デッキに行けば、機内の彼女が見えるかもしれない。
関空の展望デッキへは1Fから無料のシャトルバスがあるらしいのだ。
シャトルバスは20分おきに出ているのだが、どうやら出た直後だったらしい。
歩いていけないものか、と検索してみたが、歩いて行けるエリアではなかった。残念。
次のバスで展望デッキに向かい、誰より先に降りて屋上に向かった。
運良く、目の前に彼女の乗った機体があった。
据え付けられた双眼鏡に100円を入れて、機体に向けてみるが、それほど大きくは見えない。
LINEで彼女に『どの辺の席なの?』と聞いてみると、ちょうど展望デッキ側の翼の辺りだという。
そちらに双眼鏡を向けて、『手を振ってみて』と打つと、それらしくシルエットが見えた。
あとはこっちに気付いてくれたらいい。
『右手の展望デッキにいるよ。』と打つが、全然見つけられないらしい。
それでも、大体の場所はわかるとのこと。
あとは離陸する際に展望デッキの近くを通るから、それで見えるかもしれない。
『そろそろ出発するみたい。経由地のソウルに着いたらまたLINEするね。』
それから間もなくして、飛行機は動き出した。
彼女の乗った飛行機は俺の心配をよそに、何事も無くあっさり飛び立って行った。
「無事に着くかな…。」
そんな心配をしながら、だんだん小さくなっていく飛行機を見守っていた。

それが空の彼方に消えるまで見守ると、なんだか急に寂しくなった。
ウルッとしたところで、気持ちを切り替えた。
「経由地のソウルに着いたら、またすぐに連絡が来るはずだ。」
最近、彼女のことが好き過ぎてヤバイ。
部屋にも彼女の写真を写真立てに入れて飾り始める始末。
こんなことは過去に無かったので、自分でも驚いている。
これから10ヶ月離れるとはいえ、そんなに実感は無い。
名古屋ー大阪間も、日本ーオーストラリア間も、会えなければ同じことだ。
距離は関係無い。
それに、彼女とはこれまでも離れて暮らしてきた。
多い時でも月に2回、合計5日も会えれば上等だった。
来年のことを話すと鬼が笑うと言うが、来年は彼女と一緒に暮らしたい。
そんな風に思っている。
:解説:
彼女が語学留学のため、オーストラリアへ出発した。
留学期間は10ヶ月なので、帰ってくるのは来年の3月半ばくらいになるようだ。
直前になって随分とバタバタしていたが、なんとか予定通りに出発。
空港での見送りもちゃんと予定通りに出来た。
「無事に着くかな…。」
そんな心配をしながら、だんだん小さくなっていく飛行機を見守っていた。
先週末のことだった。
彼女が何日かに渡って「オナカ痛い」と言っていた。
それでかかりつけの婦人科に行ったら、血液検査の結果があまり良くなかったらしく、
「すぐにでも精密な検査が必要です。」と総合病院の紹介状を書かれたとのこと。
最近飲み始めたピルの影響か、「血栓症、もしくは卵巣の炎症、もしくは妊娠・流産してるかも」と言われたらしい。
「ピルを正しく服用しているのに、妊娠の可能性なんてあるのか??」と思っていたら、
彼女は「最初は病院で貰ったのを飲んでたけど、その後はネットで安く売ってたピルを買って飲んでた」とのこと。
「怪しすぎるだろ…。ニセモノだったらどうするんだよ…。」と言うと、
かかりつけのお医者さんにも「毒だったらどうするのアナタ。」と怒られたとのこと。そらそうだ。
「木曜日に病院行こう。俺も着いて行くから。」と言うと、
「きっと大丈夫だよ!^^」などと根拠のない自信を見せる彼女。
「お願いだから検査受けて。何かあったら心配だから。検査費用は出すから。」と促し、
俺は俺で、すぐに名古屋まで車を飛ばした。それが13日火曜日の話。
結局、14日水曜日の午前中に紹介状を書いてもらった総合病院に行き、
半日がかりで検査を受けてもらった結果、特に何も無かった。
神は信じてないけど、祈った甲斐があったというものだ。
彼女とずっと一緒にいるつもりだから、妊娠は全然良いけど、その他の病気は本当に怖い。
彼女に何かあったらと思うと、気が気ではなかった。
多分、軽い炎症があったのかもしれないが、前日に処方された抗生剤でだいぶ治っていたようだ。
とはいえ、血栓症のリスクはまだ高いんじゃないかと心配だったので、
『玉ねぎを食べたら血がサラサラになるから、リスクも下がるんじゃないか?』と思い、
その日のランチビュッフェなどでも玉ねぎを食べるよう薦めておいた。
彼女が食べたのは半玉にも満たない程度だけど。
「何も無くて良かったね。検査を受けてくれてありがとう。」と言うと、
「ううん、ついてきてくれてありがとう。」と彼女。
彼女は本当に可愛い。最近、ますます可愛い。
妊娠してなかったのが少しガッカリするくらい。笑
いや、でも順序が…いや、でも遅かれ早かれ(以下略
15日木曜日、彼女は翌日昼の便で関西国際空港からオーストラリアに向かうため、一緒に車で大阪へ。
その途中、名古屋水族館に立ち寄った。
彼女は火曜日、俺があげたダイオウグソクムシのストラップなどが付いたイヤホンジャックを電車で落としたらしく、
ちょっぴり凹んでいたので、それをもう一度買うことにしたのだ。
残念なことにダイオウグソクムシのストラップは無かったが、
俺が彼女にもらったオオサンショウウオと同じシリーズのベルーガがあった。
彼女はつい最近、友達と名古屋港水族館に行って、「ベルーガが可愛かった!」としきりに言っていたので、
逃げたダイオウグソクムシよりもベルーガのストラップで良かったかもしれない。
彼女がとても嬉しそうにしていて可愛かった。食べちゃいたい。笑

名古屋港水族館に立ち寄った後は、東名阪道〜名阪国道〜西名阪道〜阪和道と走り、
俺の家がある堺市は通り過ぎて、そのまま予約しておいた空港近くのホテルへ。
留学前、最後の夜に過ごすのは俺の家でも良かったけれど、
当日の空港に着くまでに大渋滞とかがあったら困るし、
近場のホテルなら、翌日もリムジンバスでスッと空港に行ける。
その方が便利だし、彼女も安心なんじゃないかと思って予約しておいたのだ。
予約したのは、『関西エアポートワシントンホテル』というところだった。
iPhoneで検索して出たので、「名前からして空港にも近いんだろうし、ここでいいや。」と、
場所もあまりよくわかってない状態で予約したのだが、このホテルはりんくうタウン駅に直結していた。
この辺はこないだ2人で遊びに来たばかりので、彼女もちょっと嬉しそうにしていた。
可愛い。食べちゃえ。笑
彼女を後ろから抱っこしつつ、NHKの朝ドラを観るのが2人の幸せなので、
俺の家でここ数日の録画を追った方がよかったかなぁとも考えた。
だけど、よく考えたら朝ドラはネットでも観れるのだ。
ホテルに着いたのは17時くらいだった。
そこから少し部屋でイチャイチャして、足りない小物を買いにショッピングモール・シークルへ。
ホストファミリーにあげる品や文房具、化粧品などを買った後、少しオナカが空いてきたので、
前回来た時、チラッと見て話題にしたイタリアンビュッフェの店へ。
ここはピザだのパスタだのウインナーだのジェラートだのイタリア料理が食べ放題。
しかも、時間無制限。
なので、前回来た時に「ここで1日過ごせるわー。」とか冗談を言っていたのだ。
(多分、ウチの兄貴も同じ発想をすると思うのだ)
「ここにする?」と彼女が言い、「そうしようか。」と入った。
内容的に俺が好きそうな店だし、前に話していた店だから、
多分、彼女は俺のために「ここにする?」と言ってくれたのだと思う。
彼女がその時に食べたかったかどうかは別として。うーむ、カワイイやつめ。
とりあえず、彼女の血液をサラサラにするために、またオニオンサラダを薦めておいた。笑
ご飯を食べ終わって、なんだかとてもラブい雰囲気でホテルに戻った。
次の日から10ヶ月会えなくなるという実感はまだ全然無かった。
それよりも、なんか2人でプチ旅行にでも来ているかのような感覚になっていた。
寝たら時間がもったいない。
だけど、明日は寝坊できない。
国際線は2時間前には空港にチェックインしていないといけないから。
そんなこんなで、寝たのは0時くらいだったと思う。
翌朝、目が覚めたのは6時半くらいだった。
「良かった。時間はまだたっぷりある。」というわけで、朝のイチャイチャ。
「あ、そうだ。朝ドラをiPhoneで観よう。」
観ていなかった2日分を『気ままにYoutube』で観終わると、ちょうどその日の朝ドラが始まった。
朝ドラが観終わった後も、ギリギリまでイチャイチャしていた。
そして、9:35にホテルのシャトルバスに乗って空港へ。
空港のチェックインを済ませた後、2階ロビーのベンチに並んで座って、
肩を抱いて寄り添ったまま、1時間が経過。
なんだかとても幸せな時間だった。
「そろそろ時間だね。」
見送る人が来れるのは手荷物検査のところまで。
「じゃあ気を付けて行っておいで。」
「うん。」
彼女が俺から見える位置の列に並んで手荷物検査を受けたので、
手荷物検査を受けて、それが終わって出発口に向かうまで、ずっと見守ることができた。
彼女がエスカレーターを下るところまで見送って、すぐに俺は空港の1Fに向かった。
この場で「行っちゃった…」などと、ボーっとしてはいられない。
展望デッキに行けば、機内の彼女が見えるかもしれない。
関空の展望デッキへは1Fから無料のシャトルバスがあるらしいのだ。
シャトルバスは20分おきに出ているのだが、どうやら出た直後だったらしい。
歩いていけないものか、と検索してみたが、歩いて行けるエリアではなかった。残念。
次のバスで展望デッキに向かい、誰より先に降りて屋上に向かった。
運良く、目の前に彼女の乗った機体があった。
据え付けられた双眼鏡に100円を入れて、機体に向けてみるが、それほど大きくは見えない。
LINEで彼女に『どの辺の席なの?』と聞いてみると、ちょうど展望デッキ側の翼の辺りだという。
そちらに双眼鏡を向けて、『手を振ってみて』と打つと、それらしくシルエットが見えた。
あとはこっちに気付いてくれたらいい。
『右手の展望デッキにいるよ。』と打つが、全然見つけられないらしい。
それでも、大体の場所はわかるとのこと。
あとは離陸する際に展望デッキの近くを通るから、それで見えるかもしれない。
『そろそろ出発するみたい。経由地のソウルに着いたらまたLINEするね。』
それから間もなくして、飛行機は動き出した。
彼女の乗った飛行機は俺の心配をよそに、何事も無くあっさり飛び立って行った。
「無事に着くかな…。」
そんな心配をしながら、だんだん小さくなっていく飛行機を見守っていた。

それが空の彼方に消えるまで見守ると、なんだか急に寂しくなった。
ウルッとしたところで、気持ちを切り替えた。
「経由地のソウルに着いたら、またすぐに連絡が来るはずだ。」
最近、彼女のことが好き過ぎてヤバイ。
部屋にも彼女の写真を写真立てに入れて飾り始める始末。
こんなことは過去に無かったので、自分でも驚いている。
これから10ヶ月離れるとはいえ、そんなに実感は無い。
名古屋ー大阪間も、日本ーオーストラリア間も、会えなければ同じことだ。
距離は関係無い。
それに、彼女とはこれまでも離れて暮らしてきた。
多い時でも月に2回、合計5日も会えれば上等だった。
来年のことを話すと鬼が笑うと言うが、来年は彼女と一緒に暮らしたい。
そんな風に思っている。